お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

高知版4月号 ダデイ目線 清藤政博さん

癒しと元気の感染源

高知市 清藤政博さん

 

今年の冬は、子どもたちが 次々インフルエンザにかかりました。次男( 歳)、長男( 歳)、 長女( 歳)の順に、 日連続で病院通い。

いっそのこと、同時にかかってくれたらとも思いましたが、 夜中に3人がぐずってしまうと 手がつけられないので、これはこれでよかったのかと、明け方近くに娘の背中をさすりながら思いました。

普段は、布団を部屋に敷き詰めて一家5人、「川」の字のように並んで寝ています。しかし朝になってみれば、「丼」の字みたいになっていることも。

娘は、縦横無尽に転がり回る兄弟に起こされないよう、妻や 私の体を壁にしながら眠りにつくのに、朝起きると、娘や私を通り越して兄弟が入れ替わっていることもよくあります。

私は出勤前のわずかな時間、 インフルエンザもおかまいなしの子どもたちとじゃれあいなが ら、一日のエネルギーをチャー ジして家を出ます。

元気になり始めたとはいえ、 ウイルスまみれの3人組に囲ま れ一日を過ごす妻には申し訳ないのですが、登校や登園の準備 を急かさずに済むので、むしろ気が楽です。

インフルエンザはともかく、 子どもたちとふれあうことで元気をもらい、癒されている私。 今年で 歳になりますが、 2年前の異動で仕事内容が大幅に変わり、職場に心が向かない日も多々あります。

子どもたちに癒されながら、 「よし、今日もがんばろう」と、 自分に活を入れ、仕事に励んでいる毎日です。