お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

夕焼け空を見て「きれいだね」と言う娘の心の成長に喜びを感じています。

畠中浩司さん、祐子さん、六花ちゃん(3歳)

普段から歌ったり踊ったり、おどけてみんなを笑わせてくれる天真爛漫な娘。
反面、主張も強く、思い通りにならないと泣き叫び手がつけられないことも。

母としてはイライラすることもありますが、いつも穏やかな性格の夫になだめられ、
時には近くに住む互いの両親に助けられながら、子育てをがんばっています。

妊娠を機に退職し、毎日慌ただしく子育てをしている間に早5年、気づけば自分もいい年齢に。
キャリアママとして活躍する友人を羨ましく思うことも。
昨年娘が入園し少し余裕ができたことで、自分はこのままでいいのかなというモヤモヤもあり、
今、将来を模索中です。

幼稚園では張り切り屋さんの娘、夕方はグズリという名の狂乱の事態を招くことも。
そんな時、私はお手上げ状態。爆発寸前のところで、なんとかやり過ごしています。

そんなある日の夕方。真っ赤に染まる夕焼けを指して「ママきれいだね!」と娘。
ピンク色に染まるその美しい景色に、夕飯の支度中だった私も思わず手を止め、
しばらく一緒に空を眺めました。

そして私は「お空の絵を描いてみようよ!」と娘に提案。
2人で画用紙を広げ、クレヨンで夕焼け空を描きました。

今も壁に飾ったその絵を見ると、幼いなりに、美しいものを見て感じる心が育っているんだなぁと、
母としてとてもうれしく思います。

「ママこっち来て〜!一緒に遊ぼう!」の呼びかけを、後回しにしがちな私ですが、
娘との今を大切にし、ともに感動、成長していけたらと思います。

(話/畠中祐子さん/1802家族っていいね)

Photo:親子の日2017(撮影2017年7月)©ブルース・オズボーン
◎親子の日公式サイト http://oyako.org/

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