お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

大阪・梅田のオフィスビルにベビーカーを押したお母さん?!一日お母さん大学in大阪キャンパス 一時間目講演会報告

全労済💛お母さん大学
「一日お母さん大学in大阪キャンパス」
4月26日(木)大阪・梅田で開催♪

…梅田阪急ビルオフィスタワーは大阪駅前の阪急うめだ本店の上層、17~41階までがオフィスフロア。一階から一気にエレベーターで15階へ上がり、乗り換えて26階の会場へ…

朝早くから電車に乗り、お子さん連れで集まってくれたお母さんたち。もちろん今日を迎えるまでのご苦労もあり、ほんとによく会場までたどり着いて…と思うと、お顔を見るだけでうるうる。心なしか緊張され、やっとたどり着いたという安堵とちょっとお疲れで始まった「一日お母さん大学」ですが、閉校時にはみなさんやわらかな笑顔に♪そんな様子をご紹介。

「みなさん、ここまで来るの大変だったでしょう?」お母さん大学学長の藤本の優しい言葉から始まった「一日お母さん大学in大阪キャンパス」。

でも、やっぱり普通じゃない学長。

「子育ては誰だって大変。でも外ではちょっと見栄張ってニコニコしてください。『子育てってこんなに楽しいよ』って。若い子たちが子どもを産みたくないという世の中、私たちお母さんは子育ての楽しさを伝えていく使命があります。それがこの子たちの未来に繋がるのです」

お母さんたちの背筋が伸びた瞬間。若いお母さんはもちろん、ちょっと先輩の私たちでも日々、目の前のことにアタフタしてる。でも大事なのは子どもたちの未来を考えること。一緒に考える仲間をつくること。

笑いあり、涙あり、考え、想像し、そのうちに会場の空気がだんだん変わってくるのがわかる。

お母さんが気持ちが楽になると、子どもたちも笑顔になって動きだす。

会場には先日取材にきてくれたNHK記者の有岡さんがお母さん大学の活動に共感して、この日は取材ではなかったけれど仕事の合間を縫って駆けつけてくれた。3歳と5歳のお子さんがいるお母さん。「みなさんが生き生きとされてて楽しい取材でした」と。

お母さん大学恒例の「お母さんは○○○です」、そしてみなさんの「夢」を聞いていくうちにお母さんたちの顔もほころんでいく。

「海外旅行に行きたい」と言えば、学長は「このビルに旅行会社が入ってるから帰りに行ってきてね」。

「子どもが大きくなったらキャンピングカーで旅行に行きたい」と言えば、「あれ?そこにキャンプ好きな先輩母がいるから聞いてごらん?」

「子ども食堂に興味があって・・・」と言えば、「ちょうどよかった!後ろに食の仕事をしてる人がいるよ!」と

展開が早い早い!お母さんたち、目がまわったかも(笑)

そして次は「新聞をつくろう」

今回は体験なのでじっくりかかっていただく時間がなかったが、それでも書き出したら止まらない。それまで遠慮してお子さんをずっと隣に座らせてたお母さんも、自然に子守隊を頼ってくれるようになった。

自分の書いたこと、少しだけ発表。みなさん緊張しながらもうれしそう!お母さん記者の楽しさ、伝わったでしょうか。「家で完成させます!」の言葉が何よりうれしい。

今回、手話通訳で私たちを支えてくれた「大阪市住吉区手話サークル杉の子」の加藤かおりさん(右)磯田恵子さん(左)ありがとうございました!

生手話に見とれたのは大人だけじゃない!赤ちゃんもまばたきを忘れ見ていた。華麗な手の動きは赤ちゃんの目にどう写ったんだろう。聞いてみたい。

★「給食はみそまる♪楽しい美味しい食育の時間・お母さんが笑顔になれば子どもたちも笑顔になれる 一日お母さん大学in大阪キャンパス」に続く

 

4件のコメント

子守り隊も一緒の会場でしたので、雰囲気をしっかり楽しむことができました。
子ども達が思いのほか慣れていくのが早かったのは驚きでした。
最初は2、3歳児の様子を見ながら遊びに誘い、赤ちゃんがやってくると抱っこさせてもらい
顔も体も緩みました。
子どもたちも慣れていくにつれ、個性を出してくれてそれが楽しかったです。
「はじめての日」の歌が流れると、踊り出す女の子。最後まで曲に合わせて楽しそうに踊っていました。
後でお母さんに様子を話したら「音楽がなると踊りだします」とのこと。
私が抱っこした男の子は途中はいはいで会場を走り回り、私も一緒について回り自分の年を忘れていました。
ブラインドに手をかけたりするとひやりとします。柔らかい手が切れる~っとね。
この活発な男の子は笑顔も可愛いのですが、お母さんも笑顔を多く見せる人でした。
「これだけ動き回ったり、いろんな刺激を感じただろうし今夜は夜泣きするかもね」と言ってみたら
「この子は昼間、こんな風に動き回らせてしっかり疲れさせるので夜はバタンキューで寝ます」に「なるほど!」でした。
もう一人のお母さんと話したのは、発音の仕方が難聴の姪に似ているな…と思ったら自分からそのことを話されました。
「子どもたちは聞こえるので色んな所へ連れていきます」と言われ、努力の人だなという感想を持ちました。
あ、もう一人頭を床にごんと打ってしまった赤ちゃんがいました。大泣きするかな・・・ ぐっとこらえた顔が愛おしい事。
女の子は優しい子が多かった気がしましたね。
参加されたお母さん方もワークショップに熱心さが感じられました。

初対面のお母さんとも、お子さんを通してお話できるのは
こういう会ならではですね。
「赤ちゃんを抱っこして、顔も体も緩む」という表現、しびれました。
いろんな親子さんを見てると、ほんとに子育てってそれぞれ違うとわかります。
自分の子育て以外に、またこうして体験させてもらえる私たちは幸せですね。

たくさんの子どもたちの中で、講演会できるかなっと思っていましたが、
びっくりするくらい、静かでした。

お母さんたちの心が穏やかになると、子どもたちも穏やかに。

お母さんの心いっぱいの一日お母さん大学でしたね。

みっこさんも、子守隊、お疲れ様でした。

ほんとにゆったりさせていただきました。
ありがとうございました。
一度、お子さんがぐずった時に、お母さんとその子をお母さん大学生が
囲んで、「こうしてみようか」「これはどう?」と真剣に相談する図が
今考えるとおかしくて、目に焼き付いています。

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宇賀佐智子
大阪の宇賀佐智子です。30歳長男・27歳長女の母。大阪エリア版編集長を2018年から4年間務めました。子育てが楽しくなる大阪、誰もが子どもたちの未来を考える大阪、美味しい楽しい大阪を目指します♪