お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

最後の日

妊婦はもちろん、赤ちゃん連れや小さい子連れにも

きめ細かく対応してくださる美容室に長年お世話になっています。

担当の美容師さんもお子さんがいる方で、毎回子育て話をしたり、

親子でヘアドネーションをお願いしたりしています。

 

先日、長男(高一)とオーケストラのコンサートを聴いて、

ちょっと大人なお店で夕ご飯を食べてきたのですが、

もうこの先二人でコンサートに行くことはないだろうと思った話をしたら、

最近「最後の日を覚えていますか?」っていうのを見たと

その美容師さんが話してくださいました。

子どもの「最初の日」はよく覚えているし記録していたりするけど、

子どもとの「最後の日」は気づいたら過ぎてしまいがちだよね、と。

 

初めておなかをキックされた日、初めて会った日、

初めて歩いた日、初めて私を呼んでくれた日、初めて水遊びをした日、

初めて花火をみた日、初めてジェットコースターに乗った日、

そういうのはよく覚えているけど、

最後に添い寝した日、最後に一緒に絵本を読んだ日、

最後に私の子守うたで寝た日、最後におんぶした日、最後に手をつないだ日、

最後に一緒にお風呂に入った日、最後に二人でコンサートに行った日、

そういうのは、後から振り返って、そういえばしなくなったなと思いがち。

 

よく「子育て期間なんてあっという間」と言われるけど、

うちの3人は一番上と下とが9つ離れているからか、

私にはあっという間には思えないです。

でも、確かに子どもは親から離れていって、

一緒にコンサートに行くのも「最後の日」があるのですよね。

「最後の日」もかみしめようと思います。

 

写真は娘(小5)がヘアドネーション用カットをしていただいているところ。

3年前に初めてのヘアドネーションをし、

一緒にやろうと言われて私も人生初のヘアドネーションをしました。

2回目も一緒にと思っていたら、私の長さがまだ足りなくて、

今年は娘だけ先に2回目のヘアドネーション。

若いと髪が伸びるのも速いのか・・・。

親子で一緒に美容室に行く「最後の日」もいつかくるんだろうな。