お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

ちょっと、感動した話

松葉荘オープンデイの4週目企画、英語の日。
そのスピンオフ企画として、小学校でALTをしているダレン先生を招いての交流会をした。
ダレンが教えてくれるジャマイカ料理を、一緒に作って食べる会。

メニューはジャークチキンとパンプキンスープ。
私は前日、仕込みをちょっとお手伝いした。

当日、企画してくれたゆきさんと、同じく英語が堪能なさきちゃんがダレンと英語で会話。時折、通訳してくれる。
英語で会話する姿を見て、「いいなあ英語が話せるようになりたいな」と言った子がいた。
その姿がすごく印象的だった。

そもそも英語の会を始めた(リニューアルした)目的は、子どもたちに英語を好きになってもらうこと。そのために、お母さんに英語を好きになってもらうことだった。
英語が、教科として得意不得意の差が出てしまっている現状。苦手な子が、嫌いになってしまう現状。それを打破するきっかけがほしかった。

かくいう私も、英語は喋れない。
ゴスペルとか歌うのは好きだけど、会話は無理。
喋れたらいいなと思うけど、機会がないし。
率先してそんな環境に身を置くほどでもない。

でも今回、少しだけダレンと過ごして。
少しだけだけど話して。
すごく楽しかった。

英語って、コミュニケーションツールなんだよね。
仲良くなりたいっていう、気持ちだけでいいんだよね。

そんなことを思いながら、亡くなった父を思い出していた。
英語も韓国語もろくに喋れないくせに、スクエアダンスを介してハワイや韓国など足しげく通っていた父。
韓国でダンスを教えていた。
父にとっても、言語はコミュニケーションツールだったんだろうなあと。上手い下手なんて関係ないんだろうなあと。

今回、実は見切り発車的に始まった企画だったけれど。
すごくいい機会だったなあとしみじみ感じる。
ゆきさん、ありがとね!