お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

帰ってきちゃったウルトラマン

先週の土曜日は真之介(小6)にとって、小学校最後の運動会。

前の晩から体操服のまま寝て、「運動会、めんどくせーせんでもいいのにー」と言いいながら、
でも、どことなく楽しそうに出かけていった。

思えば、

小1から学校には行ったり行かなったり、3,4年では、ほとんど学校に行かず、家で過ごす覇気のない顔をしている息子を見るのがつらかった時もあったり、コロナ休校明けの5年生からは行くようになりビックリしたけれど、先生からしょっちゅう電話をもらっては「真之介、体育係なんですけどね。私服で前に立って体操するんですよね~」なんて報告を受けたりもし、なかなか学校生活に馴染めない彼の様子を感じていたので、6年生になり、自ら出かけていく姿はなんだかまぶしく感じた。

コロナ禍の短縮運動会なので、出る種目は2つ。応援合戦とリレー。応援合戦は6年生全員出るなんて聞いてなかったので、見逃してしまったが、リレーはバッチリ見れた。

目の前を走りぬける姿は、なんともたくましく、
友達と楽しそうに話している様子も、涙が出そうだった。

運動会終了後、6年生はクラスごとに卒業アルバム用の撮影会があった。

だが、よく見ると、あれ??クラスの中に息子の姿が見当たらない。
息子のクラスの番になっても戻ってこないので、他のクラスから先に撮影しはじめた。

トイレに行ったと先生が探しに行ってくれたが、どこのトイレにもおらず、
校内放送を校長先生がしてくれたが、それでも出てこない。
仲の良い友達も探しに行ってくれたが「いないんですよね」と困った様子で私のところまでやってきた。

えーーーーー、どこに??? えーーー!!!まさか???帰った???

いやいや、まさかーーー。と思いながらも、慌てて家に様子を見に行ったら、
もう私服に着替えた息子が悪びれた様子もなく座っているではないか。

「えーーー、なんでここにいるの?撮影みんな待ってるよ?行かないと」とまくしたてるように話したが、「もう行かなくていい、オレは写らなくていい」の一点張り。

仕方ないから、急いで学校に電話をして息子抜きで撮影してもらうことにした。

聞くと、最後の校長先生の挨拶が長くて帰ってきたらしい・・・。

撮影の時間にはとっくにいなかったんだ・・・。

開いた口がふさがらないというのはこういう時のことを言うんだなと思いながら、撮影があるのを知っていたのか、みんなを待たせることもわかっていたのかと聞いてみたら、全部わかっていたと言う。。。。

あーーもう、何と言ったらいいのやらーーーーと途方にくれかかっていたら、さっきまで一緒にいたママ友から「思春期で難しい時期だから、何も言わなくていいよー」とラインが入り、ちょっと冷静になれた。

まだまだ頭の中は「?」でいっぱいだったけれど、考えてみれば、以前は授業中に抜け出して帰ってくることもしょっちゅうだったではないか。

そう思い出したら、真之介が理解できるような気がした。

息子の行動は、「オレはオレだよ」と言っているようにも思えた。

まだまだこの先、きっと想像できない、思いもよらないことをしてくれるんだろう。
そのたんびにやきもきするかもしれないけれど、
どんなことをしでかしてくれるのか、楽しみではないか。

きっと将来、卒業アルバムを見るたびに、あの時帰っちゃったんだよね~と笑って懐かしく思い出すだろう。

お腹すいたーとお弁当とラーメンをペロリ食べて、悠々としている「帰ってきちゃったウルトラマン」を眺めながら、久々にジェットコースターのような行ったり来たりした自分の気持ちを思い起こし、なんだか可笑しく思った。

息子よーーー。そんなあなたが私は大好きだーーー。

この先どんなことがあっても、どんな時でも、

あーーまたなんかしよると大笑いしながら、私はあなたの味方でいよう。

 

12件のコメント

なんだか、しんちゃんらしいなあと私は思ってしまったけど。
親はヒヤヒヤもんだよね。
一人で子育てしてたら、きっと落ち込むことも、みんながいるから笑い合えるねー。

笑って話せる、受け止めてくれる相手がいるって本当に大事だなと思うよ。

1人だったらずーっとヤキモキしてるか、あきらめているかだもんね。

こうやって書いて残しておくことで、笑い話がもっと広がる気もする。

お互いに、これからどんな大人に成長していくのが楽しみね。

イライラしていたかと思えば、甘えてきたり。
大人になっていく過程って面白いねー。

たくさん今のうちに残しておきたいけれど、写真も記事も見つかると怒られるから、コッソリと。
備忘録として、決意表明として残しておかなくてはと思った出来事でした。

この記事を読んでそばで一緒に見守った気になっちゃいました。
そして涙がぽろぽろ。
学校いかない時があったよ、っとチラッとお話を伺っていたけれど、きっとたくさん悩んだり、向かい合って選択して過ごした6年間だったんだろうなと。
リレーの写真がかっこよくて胸いっぱいになりました。
素敵!!
周りの気持ちを考えたりするし、言いたくなるけれど、池田さんのその気持ちを救ってくれるママ友の言葉に救われますねー!
息子さんが撮影をするのも、待たせていることも全部知ってた。きっと葛藤もしていましたよね。同じような葛藤を私たちだって通ってきたな。と。
いつもあたたかい言葉をくれる池田さん。
悩みは違えど、悩んでハラハラ、ジェットコースター乗ってるんだよな…と思いました。
お母さんってすごい!そして深い!
胸いっぱいの記事をありがとうございました。

岸さん ありがとうーーーー。
ほんとに親というのは勝手なもので、、、息子のこういう行動に理由をつけて理解しないと気がすまないというか・・・・
息子にとっては、そのまんま理由がどうであれオレはオレなのでしょうけれど。

そのまんまのオレを受け止めるために、こうしてここで思考を整理させてもらっているのかもしれないなーって思いました。
みんながこうやってコメントくれるから、また励みになります(^^)/

こちらこそいつも素敵な記事、あたたかいコメントありがとう。
お母さんってほんとうにスゴイ。いっぱいいっぱい楽しみましょう♪

先日、養老先生の動画の中で小学生の時にはたくさん遊んで集中力を身につけとけばいい・・・
それを娘に転送したら、「私も小学生の時、授業なんか聞いてなかった。中学では入院中全く勉強しなかった。
高校になったら一挙に難しいと感じたけれど、何とかなった。そんなもん」という返事でした。
子どもは子どもなりに自分のことを感じたり考えたりしながら育つ!
彩さん、この記事を見る限り真之介君もちゃんと自分を生きていますよ。

娘さん、素敵ですね、
大人になってそんな会話ができることも、いいなーって思います。

先日、訪ねた先で「しんちゃんはどうしてる?」と気にかけてくれた方がいて、
「学校行かなくていいと思うよー。養老先生も言ってたよ」って言われました(笑)。

次の日、息子が学校行きたくないなーって話すので、
「行かなくてもいいよ。行っても行かなくてもしんちゃんの味方はたくさんいるよ」って話したら、
ニヤリとして学校に行きました(笑)

こんな会話ができるのも、お母さん大学でいろんなことを学ばせてもらったからだなと思います。

ちゃんと息子生きている。ありがとうございます。 おかげさまで素敵な息子らしい道を歩んでいるなと思います。

きゅーんとしました!息子さんを見守って、行動から息子さんを理解して、そして大好きーって心から言える彩さん、すてきです!お母さんってすごい(^^)
うちの息子もいろっいろあって、いま登校渋りしたり行ったりですが、彩さんの文章に励まされました(^^)ありがとうございます♪
ウルトラマンのごとく、運動会に参加した息子さん!かっこいい!

いろいろ、いろいろ本当にありましたからね(笑)

でも、こうしてここで書くことで、私もどんどんアップデートされていって、
ようやく息子においついたような気がします。

子どもたちのほうが何倍も先を行っているんだと思うようになりました。
息子さんたちの登校渋りのこと、感じたこと、泣いたこと、怒ったこと、うれしかったこと、よかったなと思ったこと、
ぜひぜひまた教えてください。きっと一人ひとり違うと思うので(^^)/

運動会の息子、ほんとにカッコよかったです!ありがとうございます。

なんかね、書くと出てくるよね。
自分の根っこも。

最後の3行は書いてないと出てこない。
もんもんと一人で頭の中でグルグルしているときは、それだけで。

なんだか書きだすと、あーーーこれでいいんだって、
私の本当に感じたかったこと、思っていることが出てくるなーっていつも思います。

朋子さんがこうしてコメントくれて、また改めてきづくことができました。

ありがとうございます(^^)/

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ABOUT US
池田彩お母さん大学福岡支局長
お母さん大学福岡(ちっご)支局長/元お母さん業界新聞ちっご版編集長。長女が1歳の頃にお母さん大学に出会いマザージャーナリストに。ペンを持ったことで視点が変化し、「お母さんになれてよかった!」と心から感じる。久留米で活動をスタートして13年。現在は、久留米市合川町の「松葉荘」で居場所づくりをしながら、九州中のお母さんにお母さん業界新聞を届けようと奮闘中。3児(中3、小6、小2)の母/MJプロ/みそまるマスター/みそソムリエ