トイカメラを息子に持たせて半年。
カメラのシャッター音が聞こえるのは気づいていたけど、実際中身の写真は今までしっかり見たことがなかった。
「そろそろデータいっぱいかな、ちょっと印刷もしてあげよう」と思い、息子のカメラのデータを整理するために、カメラの中の写真を見てみた。
もちろん手ブレの写真が多かった。それもご愛嬌。
何を撮っているのかなとワクワクしながら見た。
大好きなおもちゃ。
家の窓からみた景色。
児童館のスタッフさんと一緒にした塗り絵。
アニメの写真や番組の一部分を撮った写真。
好きなパトカーの靴下。
出先での写真。動物園での写真。駅や電車や新幹線。
ビデオ通話でのおばあちゃん。
パパやママだって撮っていた。自撮りでの息子の姿もあった。
それでも、1番多かったのは、妹の写真。
1番撮りやすかったのかもしれない。
誰よりも一緒にいる時間が長かったからかもしれない。
たまたま撮りたいと思ったタイミングに、妹がそこにいたのかもしれない。
娘を撮っていた本当の理由は私にはわからない。ただ、撮っていた理由が「大好きだから」なら母としてはとても嬉しい。
息子のカメラの先には娘が1番いました。
チェック後、何枚か印刷してあげ、アルバムに入れてあげて、写真を息子に渡してあげました。
今では1日に何回もアルバムを開き、「これは〇〇の!」「これ、〇〇さんといっしょかいた」なんて話しながら写真を見ている日々です。


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