心の瞳で君を見つめれば。愛すること、それがどんなことだか分かりかけてきた
中高生時代、吹部の仲間とよく歌った合唱曲だ
まだ10代だった頃、漠然と将来結婚して、こどもを産むんだろう。と思っていた私
看護師として働き出ししばらく経ち、結婚を意識し付き合っていた彼がいた。彼はインテリジェンスが高く、同じ医療系の仕事だったためとても話があった。いわゆる職場恋愛だったため、職場の同僚や上司からも公認。
しかし彼が転勤となり、2人の様々なキャリアを考えた時、結婚は遠のいた。
車で3時間越えの距離を行き来していたが
「もうしばらく来ないから」と私が伝えて別れたのが最後。あっけなく自然消滅した。
それから数年。違う年下の人(夫)と出会った。インテリの彼とは正反対。導火線が短くてすぐにカッとなる人。頭は悪い。普段は寡黙なのに、きれると大変。なぜ結婚に至ったか?それはわからない。友達のお母さんには「結婚は勘違いよ」と言われた。
今日その夫は、娘の習い事の前にやらかしを起こした。詳細は割愛。怒りのスイッチを押されてしまい、導火線に火がつきそうになったが、グッと堪えたらしい。「娘と先生の顔が思い浮かんだ。」と…はぁ?
こちらからしたら、何やってくれてんの。と呆れる出来事。(犯罪ではございません)
先生にご迷惑をおかけしてしまったのに、私とこどもが帰宅すると、夫は怒りが収まらないのと、先生に申し訳なかった。とグチャグチャ喚いていた。
「あなたが悪いんでしょ」
心の中で私はつぶやきましたが…一通り共感。すると仕事やら何やら、様々な愚痴をぐちぐちぐちぐち…自分は毎日指導ばかりで疲れた。9月いっぱいは疲れてる。明日もパパは仕事だからかわいそうだろう。と。
「うるさいなー…」
と言いたくなるのをグッと我慢。
私もずーっと17.8年指導指導の毎日だった。いまだって、スタッフ教育の最中。なんなら途中から管理者としてクレーム処理やらなんやらしてきた。明日仕事とは…ラッキー
「何言ってんのこの人。黙ってくれないかしら」
まだまだ愚痴は続く。最後は食事の文句を言ってきた。
娘がどうして戦時中に餓死する人がいるのか。と聞いたので、あなた達のように好き嫌いする余裕もないくらい、食べ物がなかったの。と私が言った。
すると夫が同調したので、カチンときた私。
『パパが1番好き嫌いが激しいじゃない』と笑って茶化してみた。彼はほぼ何も食べれない変な人なのだ。
すると
「ママは食べ物を残す。俺はそれが一番嫌いなんだわ。ほんとに残しまくるから、迷惑〜。美味しくないものがご飯に出てもママみたいに残したらダメだからね!」と夫がマシンガントークをかましてきた。
カチンカチンカチンカチン
美味しくないもの…?私はお残しはしませんけど。
『やめてくれない…私この話はしたくないです。』
『食事のワガママを言うのは、あなたが一番でしょう。こどもに悪影響なんだわ。』
キッと睨みつけてしまった。
それでもグダグダこどもに絡み続けるので雷を投下。
『うるさい!!無駄話はやめてさっさと食べて下げなさい!あんたたちは早く風呂に入って!パパはそんなに疲れたなら早く寝て!』
…………
全員沈黙のち、食器を夫が下げ出したので
『こっちにこないで。何もしないでいいから上行って。』
夫はこわい。とかなんとか言いながら2階に消えました。
心の瞳で君を見つめれば。愛すること、それがどんなことだか分かりかけてきた
全くわからない。愛はないでしょうが、強いて言えば忍耐?我慢?
一時前、単身赴任の話が立ち消えたのを惜しかった…と思っている私は、もう愛などない。
心の瞳でも見つめたくもない。と思っている私。10代の私がガッカリするだろう。
さあ明日は夫はいない。
好きなようにさせていただきます。
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