お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

お産と産後を支えてくれた出会い

吉崎助産院 院長・吉﨑房子さんと

初めての妊娠は不安でいっぱいで、どこでお産をするか、なかなか決められませんでした。「何かあった時」を考えて病院にするか、自然なお産ができる助産院か。安全面で悩みましたが、両方にお話を伺い、吉崎助産院(久留米市城島町西青木576・1)での出産を決めました。必要があれば医療機関と連携する体制が整っていること、何より吉崎房子先生のお人柄が決め手でした。

健診では毎回約2時間かけてエコーを見たり、これまでの産婦さんの経験談を話したりしてくれます。夫婦でのマンツーマンのお産教室も半日がかり。その丁寧なコミュニケーションに心から安心することができました。

お産は予定日前の「おしるし」から始まり、21時間半に及びましたが、先生は夜通し腰にボールを当てて寄り添ってくれました。分娩台ではなく畳の上で産みたいという希望にも応えていただき、夫に支えられながら一番安心できる姿勢で赤ちゃんを迎えることができました。

入院中は、夜中の授乳や泣き止まない時も、ずっと一緒に起きて付き添ってくれました。かわいい寝具や花が飾られたお部屋に先生の真心を感じ、退院前には「まだ帰りたくない」と、夫に涙ながらに話したほどです。

退院後も電話やLINEの相談に温かく答えていただき、初めての育児の大きな支えになっています。うれしいことに、2か月の赤ちゃん訪問をきっかけに大刀洗町役場の方が働きかけてくださり、町外である吉崎助産院が、町の産後ケア事業に加わることになりました。

産後もゆっくり過ごせる時間ができ、大好きなおばあちゃん家に帰るような気持ちで訪れる日を楽しみにしています。わからないことは何でも聞ける先生(存在)がいる安心。ここでの出産は産む場所の選択ではなく、私たち親子をずっと支えてくれる大切な方との出会いでした。

産婦・足立志織

お母さん業界新聞 8月号 お産処

 

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