お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

百万人の夢宣言/柳川市に プレイパークをつくる 徳久裕美さん (柳川市)

小3(男)、小1(男)、年少(女)の3児の母です。現在はプレイワーカーとして活動しながら、柳川市の子育てアドバイザーとして、外遊びの大切さを伝えています。

夢は、近場に常設のプレイパークをつくること。

プレイパークとは、ケガと弁当は自分持ち。子どものA(あぶない)、K(きたない)、B(ばかばかしい)を大切にしている冒険遊び場で、自分自身がやりたいことを満足いくまで意欲的にできる場です。遊びを通して生きる力が育まれ、危ないかどうかも子どもが自ら考えることで、危機察知能力も培うことができます。

以前、幼稚園に勤務していましたが、枠にはめる教育に疑問を感じました。行事や発表会は、やりたい子もいるけれど、やりたくない子もいる。けれど、やりたくない子にも、やらせないといけない現実…。

PLAY FUKUOKA の古賀彩子代表理事は、やりたくない子にとって「ハイ、鬼ごっこやるよ」と強制する鬼ごっこは遊びにはならないと言います。

また公園も、ボール遊びをはじめ、あれもダメこれもダメと禁止事項ばかり。子どもたちが生きる土台を育む時期に、思いきり遊びを楽しめる場が地域になくなっているのです。

子どもは何を見て、何を感じるのか…。子どもの目がキラリと光る瞬間を知ってほしい。

子どもと一緒に「生きるって楽しい」を大人も感じてほしい。

まずは月に1回、地域に遊び場をつくりたいと思います。

(文・池田彩)