お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

地産地消が生み出すおふくろの味

昨年、8代目の市庁舎として馬車道(中区本町)に完成した横浜市役所。その2階のレストラン街「ラクシスフロント」にある和風創作料理TSUBAKI食堂は、横浜の
魅力や地産地消を「食」を通して伝えている。

今年の3月からは、各区とコラボレーション。月替わりで、各区で採れた食材を使った特別メニュー「18区丼」を提供している。

食べる人はもちろん、食材を提供する人もうれしくなり、心のつながる企画。コロナで人と会食することがはばかられる時期が続き、ママ友とランチ、なんて気軽に言えなく
なったが、美味しいものを分かち合える関係はとても大切だと痛感している。子どもたちと外食をする機会もぐんと減り、おうちごはんが増えた。料理が苦手な私にとっては、おふくろの味を伝授すべくがんばりどころなのだが。

ところで地産地消とは、地域で生産されたものをその地域で消費すること。それだけではなく、この活動を通じて、農業者と消費者を結びつける取り組みだ。

「愛着」を持って地元を応援する心を育てることは、あたたかい未来をつくることにつながる。今の時代のおふくろの味とは、地産地消が担っているのではないかと、自分
の任務を18区丼に押し付けたくなった。

さて私は、TSUBAKI食堂さんで、季節ごとに展開されるパフェをいただいた。泉区の横山宜美さんの栗と、元町の和菓子屋香炉庵さんのどらやきの皮に餡。

離れて暮らす、甘いものに目がない母と一緒に食べたいなぁ。ちょっぴり寂しくなった心を、口に広がるマロンクリームのやさしさが包んでくれた。

(お母さん業界新聞横浜版11月号 編集長のYOKOHAMAさんぽ より )

和風創作料理TSUBAKI食堂
横浜市中区本町6丁目50−10
https://luxsfront.com/shop/?cd=000014

横浜18区丼
10月の青葉区アスリート丼

横浜農場和パフェ

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(お母さん業界新聞横浜版編集長 植地宏美)

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ABOUT US
植地宏美
お母さん大学横浜支局。 お母さん業界新聞横浜版編集長(2019.10〜2021.12)。 長女21歳、長男17歳、次男15歳。 お母さん大学をものすごく、楽しんでいます。 結果、 お母さんをものすごく、楽しんでいます。