お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

8月15日

72回目の終戦記念日

以前、ある取材で、戦争を体験した人の話を聞いた。

空軍のパイロットだったその人は、敵に飛行機を撃墜され、海に墜落。

幸いにも一命を取りとめた。

海中で、かろうじて残骸にしがみついた。

長い時間、海で漂流。

意識がもうろうとする中で、

残骸にしがみついた手が、力尽きて離れようとしたとき、

「秀和、起きろ!」「しっかりしろ!」と、

お母さんの声が聞こえたという。

その声で、我に返り、一命を取りとめた。

毎年8月15日が来ると、この話を思い出す。

戦後生まれは、総人口の8割…。私もその一人。

戦争を体験した人の言葉が、だんだん消えていく。

戦争の残酷さを、想像することしかできない私たち。

                     ★    ★     

平和をつないでいくために、私たちができることは…。

ひまわりのような笑顔で、

わが子を愛いっぱいに育てること。

そうすれば、

わが子は、命を大切にする大人になるだろう!

 

3件のコメント

祖父母やその世代の人たちが体験した戦争の悲惨さをどう語り継いで行ったらいいのか、そのことばかり考えていました。

でもまずは目の前の我が子を愛いっぱい育てることから、ですね。

8月15日は、私の祖父の命日でもあります。
中国の戦地にも赴いていた祖父。
戦地での悲惨な出来ごとをこどもの頃に聞かされていました。
でも、それは、誰にも伝えることができずに今日まできてます。あまりにも悲惨で。
とにかく、ひまわりのような笑顔で我が子に愛をいっぱいそそいで育てることが、命を大切にするひとを育てることにつながるのですね。
ひまわりのような笑顔のお母さんでいられるようにまず、自分が元気でいなくてはですね。

高木さん。

>でも、それは、誰にも伝えることができずに今日まできてます。あまりにも悲惨で。

そのような話、聞いたことがあります。
おじい様の心も、深く傷ついた。
できることなら、すべてを忘れ去りたいのでしょう。

だからこそ、戦争はあってはいけませんね。

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藤本 裕子
株式会社お母さん業界新聞社 代表 お母さん大学 学長 お母さん業界新聞 編集長 娘3人、孫4人 大好きなもの:TUBE・温泉・ビール