お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

泣きべそ夏休み

ストレス?で倒れたキャンプ5日目

早くもアブダビ生活1周年を迎えた我が家。
息子は今年4月から日本人幼稚園の年少組さんとなり、毎日楽しく過ごしている。

しかし、その園も7月中旬から8月末までは長い長い夏休み。
自宅で過ごすのも良いが、なにせ外遊びも不可能な気候(体感45度!)なので
英語環境や別の集団生活にも慣れてもらおうと
ナーサリーのサマーキャンプに通わせることにした。

※こちらのナーサリー(保育園)は、夏休み中もサマーキャンプという託児があり、
園によっては普段は別の園にいる子も受け入れてくれる

とは言え、普段は「はろー」「はーわーゆー」程度の会話を
顔見知りの大人たちと交わす以外、基本日本語生活の息子。

サマーキャンプの見学に行っただけで
不安いっぱいの表情になり
「えいごなの?ママはいっしょなの?」と半べそ。

7月末からスタートさせたものの
案の定、朝から大号泣。
お迎えの時も泣きはらした顔で駆け寄ってきて
先生からも「1日中泣いていた」と言われる日々が4日続いたのち
4日目の夕方には食欲も落ち、夜中に嘔吐。

保育中の写真も目が腫れている…

5日目の金曜日はひとまず休ませたものの
「風邪かな?ストレスだったら?そこまでして通わせる意味ある?」
「英語に慣れておいた方がいいなんて、親のエゴ?」
と迷いが出てくる母ゴコロ。

でもでも、こちらの環境では母国語が英語でないキッズたちも
息子よりもっと小さい時から英語のみのナーサリーに通い
まだしゃべらないような年齢の子でも、いつのまにかその環境に馴染んでいる。
「たった4日でやめさせても、なんの意味もないよな」
「あと3日通えば慣れるかもしれないのに諦めるの早くない?」

なにより
「1ヶ月自宅保育で、お互いにストレスフルになるだけじゃん…」との思いもある。

結果、泣きべその息子ともよく話し
翌週からは週3回のペースで通うことにした
(そのあたり柔軟に選択できる制度は本当にありがたい)。
「1日行ったら、1日休んでいいよ」
と、もはや保育園が楽しいところではなく義務化してしまっているのは気がかりだが
4歳との妥協点はそんなところ。

もちろん、泣きべそ登園はその後も変わらない。
日本人園デビューの時は4日目で泣かなくなったのだが
今回ばかりは、そうもいかなそうだ。

本人の言い分は明確。
「英語わからない、先生も友達も何言ってるか分からない、話したいことも話せない」

・・・はい、おっしゃるとおりですよね。
日本人園に通い始めてから特におしゃべり全開の息子。
自宅にいる時も、四六時中何か話しているか、絵本を朗読している。
そりゃ、言いたいことも言えない世の中はポイズンだろう。

聞き取れないのは一朝一夕にはどうにもならないが
ひとまず言いたいことくらいは言えるようにと
「イングリッシュノート」を作って持たせることにした。

「今日、先生に言えなかったことはなに?」
「まま、なんじにくるの?って」
ノートに
What time Mom coming? 
よみかた:わったいむ ままかみん
いみ:ママなんじにくる?

(いや、いきなり帰りたいモード全開の会話ですやん!)
と心の中で突っ込みつつ
本人がそれで少しでも安心するなら、と
いくつかの言葉を書き留めて持たせる。

英語ノートの内容は日々増えていく。
ついに先生も参加。

やはり泣きべそで帰ってくるのに変わりはないが
そこからは
「わったいむままかみん、って聞いたら、とぅーおくろっ(two O’clock)って言ってた」
などの報告がちょくちょく出てくるように。

「どんくらい(Don’t cry)って言われた」(でしょうなw)
「トイレっていったら通じた」(それ、英語やねんで)
「ぎゅーしてって英語でなんていうの」(誰に言うつもりなん・・・)

母も泣きべそにはもはや動じず、息子の報告に突っ込める余裕が出てきた。

お守りのようにノートを握りしめていく息子の様子を見てか
先生も「It’s activity time」「Mom is on the way」など
息子に伝えたいのであろう言葉をノートに書き足してくれるようになった。
(それを見て私が読み方と意味を平仮名で書き加える)

ノートで意味を見て平仮名読みしているあたり
英語をナチュラルに身につけて…という、思い描いていた理想とは違ったが
異言語環境でよく頑張っているよねと思うし
1人時間をもらっている分、帰宅後とお休みの日はたっぷり相手をしてあげる。

写真を見る限りは楽しそうなのだが…

夏休みもあと半分。
最後まで泣きべその予感だが、1週目にはガタ落ちした食欲を取り戻すかのごとく
先月までの倍ほど食べる近頃の息子。
夏休みが終わる頃には心も体もひとまわり成長してくれるかもしれない(だといいな)。

毎日足にお守り代わりの
ママの顔を描いていく

10件のコメント

蘭ちゃんも、息子くんもよくがんばってるー!!!
すごいすごい!!!
最後の朝に書いてるママがにっこり!これは安心するね!!
ママの足には、息子くんのスマイル顔を描いたら?
きっと見守ってる蘭ちゃんの母力パワーアップしてるわ!!

ありがとうございますー♪
今朝も泣きながら登園していきました…

足のマーク、まさに今朝も「ママの足にも描いてあげるー」と
どでかいスマイルを描かれたのが
うっかり椅子に転写されてしまい、汚れ落としに奔走中…笑

お守りの足元のママ…♡うつむいたら、そこにママがいるんだね(泣)
親子の健全な暮らしのために絶対必要な第三者!息子くんの要求に気付こうとしてくれる先生で嬉しいね♡
娘が、小学校の英語の授業でフォニックスをやったこの3ヶ月で、読めない単語でも、こちらが一文字ずつ発音を示すと読める力がついていてビックリ。っていうか知らないでいた自分が恥ずかしい(笑)そんな感じで、あっという間に力をつけていっちゃうわよね、お子たち。すごいねぇ。

初日は顔が見えるようにサンダル登園したものの、
摩擦で消えていくことが悲しいそうで、今は靴下で守っております(見えない笑)。

そうか、小学校で英語があるんですもんね、ジェネレーションギャップ!
ほんと、思わぬ能力にびっくりすることばかりです。

あのゴロゴロしてた天使が!
バンボに乗ってにこにこしてた、あのそうちゃんが!こんなにお兄ちゃんなって!!
第三者から見たらそうなんだけど…
でもさ、毎日奮闘してる時は、さて、どうしたものかな!って思っちゃうよね。
お守りの絵で頑張れる年齢がまた可愛い!
エピソードに愛が溢れてて愛おしい!

本当にいつのまにやら、こんなに明確に意思表示をするように…泣笑

お守りの絵も、「この絵のカメラからずっとみてるよ」っていう言葉も
本気で信じているのか、信じることにしているのか
微妙なところです。

はぁぁ!成長している〜〜!
そしてアブダビでの子育ても知ることができてなんとも楽しいです。
泣きべそもいいですよ。すべてを達観している子どもはつまらないですよw

お菓子つくっているお写真、蘭さん(にそっくり)ですね♡
ああ、会いたいなぁ〜〜!

ありがとうございます
本人も母も、泣きべそに慣れっこになってきました笑

最近以前よりも「そっくり」と言われる率が上がりました。自覚がないんですが^^;

私も皆さんにお会いしたーい!

アブダビでの夏の子育て!あっついよね、そして室内さっむいよね(笑)
息子くんの周りで英語、アラビア語のみならず、きっと色んな言語が
飛びかってて、泣きべそしながら勇気出して過ごしてる様子が伝わって
くるー!あんよの母マークに愛情をたっぷり感じるわ♪

この前、アブダビで毎夜過ごした仲間たち(通称 アブ女。笑)
と久々に会いました!いまお土産のデーツチョコ食べたとこです。
ベリーダンスの衣装買って踊ったよね、とか全ての行動に爆笑でした。
同じ時期にいたら一緒に楽しめたねー(12年前、、遠い昔・・・笑)

アブダビ行きたいよーー♪引き続き、濃ゆい日々を楽しんでね!

ほんとあっついですー(T-T)
異言語環境に慣れてほしかったんですが
なかなか難しいみたいです笑

アブ女さん、今も繋がってるの素敵ですね♪
いつでも遊びに来てくださーい!

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ABOUT US
杉本 蘭
2019年、30歳で息子を出産。 京都出身。横浜→東京暮らしを経て、 現在は夫の駐在に帯同しUAEにて子育てライフ満喫中です。