お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

名前を呼んでもらえたこと

新しい仕事を始めて、はや4ヶ月。私は楽しくやっています。

小児の訪問看護ステーションと、併設の児童発達支援施設で、かわいいこども達のケアをしています。

染色体異常、脳性麻痺、重度の発達障害など、彼らは疾患を抱えていますが、毎日溢れんばかりの笑顔で私を元気にしてくれます。

お母様達とは、ご自宅に訪問する方以外は送迎時のみお話しを少しするくらい。

お便りに書かれているお母さんのコメントを見て、「あー、今日は眠れなかったかな」「今日は大変だったんだろうな」と様々思い浮かべ、お返事を書いています。

昨日の朝、いつものようにお子さんを連れていらしたお母さんと、お預かり前に体調確認をしていたところ

そのお母さんから「椛島さん」と声をかけられたのです。

勤め始めてすぐ自己紹介はしていましたが、名前を呼ばれたのは始めて。

わー。私のこと、ちゃんと名前で呼んでくださるのね。となんとも嬉しい気持ち。

母子支援に携わって20年。新人の頃も親御さんに名前を覚えてもらっただけで嬉しかった。

22年目の私も、あの頃と全く変わらない。

私の看護観は様々あるけれど、若い頃からずっと変わらない思いは

いつも母子の味方でいること。客観的に物事を捉えるけれど、自分の感覚(主観)も大切にすること。

名前を呼んでいただいた昨日、改めてこの感覚を大切にしなければ。と思ったのでした。

さあ今日も楽しく仕事してきます。

いってきます!