お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

娘の絵からうまれた、Tシャツと福祉の小さなご縁

― HARUKAと福祉施設「きゃんぱす」のTシャツ物語 ―

中学2年生の次女・HARUKAは、描くことが大好きな女の子です。ある日、佐賀の福祉作業所「きゃんぱす」の理事長がSNSで「バイクと女の子の絵を描ける子はいませんか?」と呼びかけているのを見かけ、すぐに娘を紹介しました。

HARUKAが描いたラフ画は採用され、Tシャツとして商品化。第一作は施設内で一枚ずつ印刷され、50枚が完売。続く第二作では黒地のシャツにシルクスクリーン印刷に挑戦し、累計100枚以上が販売されました。

HARUKAの描いたイラストがTシャツになりました。

 

このTシャツを印刷・出荷してくださったのは、きゃんぱすの利用者さんたち。売り上げの一部は、利用者さんのお給料(作業工賃)になります。アートと福祉が手を取り合い、誰かの手に届く喜びを生んでくれたことが、母として何より嬉しいです。

私は、夫である博多人形師のアートマネージャーを長年務めてきました。その経験が、こうして娘の活動にも活かせるようになったことに、静かに喜びを感じています。

HARUKAは現在、次のデザインに挑戦中。Tシャツはオンラインショップで販売中です。よろしければ、ぜひご覧ください。

👉 https://campus2020.base.shop

佐賀の障害者就労継続支援施設「きゃんぱす」宗岡理事長と次女のHARUKA