お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

じーちゃんと息子

約3年ぶりの里帰り出産だった。
前回は私1人だけだったが、今回はイヤイヤ期真っ盛りの息子も同伴なので訳が違う。実家の両親もまだ働いているため、現地での保育園対応、義実家への一時預かりなど綿密に計画を立ててからの里帰りとなった。

父は小さい子供の扱いが不得意で、さらに昔の考え方の人である。息子が泣いていると「男の子なんだから泣くんじゃない。」と諭す。息子はよくわからずきょとんとしていたが、今の時代NGな言い方だよと私が伝えても変わらなかった。きっと自分もそう叱られて育ってきたからだよと母もあきれていた。

それでも出産後は父しか息子の対応ができない日があったので、なんとか息子と遊んでもらうしかなかった。
行く場所はだいたい図書館。私も小さい頃よく連れていってもらっていた図書館だった。
帰宅して「じーちゃんといっぱい絵本持って帰ってきたの!」と息子から嬉しそうに報告をもらった。借りてきた物を見ると、私が借りないような若干古めな雰囲気の絵本や紙芝居。

そういえば私が小さい頃、よく紙芝居が家にあったけ?と思い出した。
父は自分の記憶をたどって昔と同じように息子の相手をしていたのだとわかった。
きっと私も同じように育ってきた。父なりの子育ての仕方をしていただけである。

時代背景があっても子育てに正解・不正解もない。
息子とじーちゃんとしての父を、自分と重ね合わせて思った。
親からどういう風に遊んでもらったかは幼少期の記憶でも覚えている。
そう思うと父に感謝だった。

息子たちが大人になったらどんな瞬間を思い出すかな?
だからこそ目の前の一瞬一瞬を大切に、私らしい子育てをこれからもしていきたいと改めて思った。

1件のコメント

清水さん、お久しぶりです!とらんたんでご一緒した日が懐かしいです。

私も娘が実家の父と接する姿を見て、父が幼い頃、こんなふうにして私に接してくれていたのかなと考えることがあります。そう思うと、何だかあたたかい気持ちになります。

それにしても素敵な写真ですね★

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清水茜
初めまして! 清水 茜と申します^^ 神奈川県出身、東京都内在住で1歳になった息子がいます。 海外、手帳、お花、カフェ巡りが大好きです! どうぞよろしくお願いします♪