お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

ココアで乾杯!

気がつけば、今年も残りわずかになってきたのですね。退院後の一週間。週の前半は授業参観&保護者会にはじまり日常生活に戻していくのであっという間に過ぎて行きました。

行動制限などはないため、気持ちだけはすっかりいつも通り。ですが一歩外に出ると以前ほど早足で移動が叶わず、また傷口のケアに手間取ったり、服用薬があったりと時間がかかる今日この頃です。
今日は土曜の午後ということで、数時間ほど一人時間ができました。遠出はできないけれど友人にお茶に付き合ってもらいました。オーダーしたのはホットココア

彼女は入院前に『木曜日にはココアを』という本をプレゼントしてくれました。心あたたまる短編集で手術直前まで病室で読んだり、術後、体力がないなかでも気分転換にと本に助けてもらいました。
その彼女が隣にいるなかで、本のタイトルと同じココアを注文。久しぶりにのんびりとおしゃべり。まだ本調子ではないし、入院前の自分とは全く違った身体ではあるけれど、こうして大切に想う時間を共に過ごしてくれる友人との再会が本当に嬉しかったです。

彼女とは今年知り合ったばかり。年齢差はあるけれど、共通点も多く、いつも話したいことがつきません。互いの子育て話をしたり、共通の趣味の短歌について語ったりと、とにかく居心地がいいのです。

カフェを後にするタイミングでさらりと会計を済ませた彼女。退院お祝いとしてココアをごちそうしてくれました。このカフェは以前、夫と手術の必要があることを医師から告げられた後にも訪ねていました。このお店に素敵な思い出ができたこともまた嬉しいです。

寒い季節、こうした人との触れ合いがより一層大切に感じる週末となりました。