仕事納め＆通院納め

TVで耳にした、気象予報士さんの話によると「昨日は風冷え、今日は底冷え」ということで本当に寒い！！一日です。娘と楽しみにしていた朝ドラの放送も今日が年内最終日。いよいよ年の瀬が押し迫ってきました。

子どもは風の子。娘は友だちと元気に公園で遊ぶ中、私は朝ドラ主題歌（ハンバート ハンバート “笑ったり転んだり”）を聞きながら昨日を思い返します。

昨日は仕事納め、そして通院納めでもありました。宇宙旅行から約3週間。退院後、家族とは9日ぶりの再会。娘は最初は喜び、しおらしかったですが、すぐに日常に戻りました(苦笑)。身体も少しずつですが確実に回復し、外来を訪れる期間も少しずつ空くように。

病院を訪れたのは10日ぶり。冬休みということで、娘もはじめての病院です。

と沢山の質問。診療の順番となり、診察室に入ります。普段は私のみですが娘がいることに先生も気づき「へぇ今日から冬休みなんだね～」と娘にも声をかけてくれます。傷口も順調に回復し、年内の受診は今日で最後となりました。

念のためと先生が

と状況を丁寧に教えてくれました。年末年始も関係なく患者をケアしてくれる医療従事者の方々への感謝の念に堪えません。

受診も終わり、会計も済ませました。お腹空いたとなるため入院前から気になっていた院内のパン屋さんのパンを食べることに。娘と美味しく食べます。腹ごしらえも済ませ、もう一つだけ立ち寄りたい場所があることを娘に伝えました。

それは入院前に面談をしてくれた看護師さんとの再会です。入院や手術時の流れを案内し、不安に関して相談にのってくれる面談時間がありました。

担当してくれた看護師の石田さん。ご自身も2年前、お嬢さんが私の娘と同じ小3の時に入院をされたとのことで自宅に子どもを残してくることや手術に関する不安など、「よくわかる」と言って寄り添ってくれました。入院前、不安でしかなかった私に

「色々なことを乗り越えての退院。退院する時は、堂々と退院してくださいね！」とエールをくれました。

無事に退院できた姿を石田さんにぜひ見ていただきたいと面談室にアポなしで行ってみることに。

運よくご出勤日とのこと。ちょうど別の入院予定患者さんとの面談中でした。

タイミングが合うようだったら、声をかけてくれるとのことになりました。

するとちょうどその面談が終わり、石田さんが面談室から出てきてくれました。

「うわぁ、無事退院されたんですね。

入院中だいぶ辛かったですよね。乗り切られましたね！カルテで見ていました。」

娘がいることに気がつくと

「私にも娘がいて、お母さんのように入院したことがあるんだよ。

お母さん、本当に頑張ったんだよ～おうちで頑張ってくれてありがとね！」

「実は今日が仕事納めなんです。私たちは送り出すことが仕事なので、患者さんのその後を直接知る機会って少なくて。面談時も色々と想いを伝えてくださったので元気をもらいましたが、

今日こうして会いに来てもらえて、ご褒美をもらった気分。」