お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

今年初めて見た映画

映画『よみがえる声』を見ました。

歴史に埋もれる声なき者たちの物語を刻銘に記録したドキュメンタリー
在日朝鮮人2世である映画作家・朴壽南(パク・スナム)は、2025年に90歳を迎える。彼女と娘の朴麻衣(パク・マイ)が共同で監督したドキュメンタリー『よみがえる声』は、約40年前から朴壽南が撮り続けていた16mmフィルムを基に制作された。広島や長崎で原爆被害を受けた朝鮮人、長崎の軍艦島に連行された徴用工、沖縄戦の朝鮮人元軍属、そして日本軍の「慰安婦」にされた女性たちの声なき物語を描き出す。
公式HPより
私がこの映画を知ったのは、昨年末のことです。
実家で新聞を見た時に映画の広告が目に入りました。
「戦後80年を迎える今こそ、耳を傾けたい声がある」との言葉に
胸に響きました。
「年の瀬、戦後80年が終わろうとしている今も
ウクライナをはじめ戦争が終わる気配が見られない。
新しい年、戦後81年目となっても変わらず非戦、そして平和を意識し続けたい」
そんな思いで映画を見に行こうと決心しました。
また学生時代に留学をしていた韓国。朝鮮半島にルーツを持つお二人が監督ということにも強い興味を持ちました。
急ぎ公式HPを確認すると都内で上映しているとのこと。
上映時間は朝の9:50からのみ。劇場に足を運ぶのはハードルが高いスケジュールではありましたが
この機会を逃したくないと実家の母を誘っての鑑賞となりました。
劇場には長蛇の列。
折しも当日は朴麻衣監督と田中優子さん(法政大学名誉教授・元総長)のトークイベントも行われました。
148分の映画。朴壽南さんの映画に対する想いが伝わります。
また朴麻衣さんのお母さんを想う気持ち、
お母さんがご健在なうちに映画化をしなければとの強い意志にも胸を打たれました。
慰安婦問題や原爆手帳。
未だ終わっていない問題を前に、戦後という言葉はないという気になる作品です。
「今の日本社会がこのままでいいのかということを一緒に考えてほしい。
まずは一人でも多くの人にこの映画を見てもらえたら」
との監督の声に、友人にも映画を紹介しました。
すると劇場に足を運んだ後
「色々考えさせられました。言葉にならない気持ちや思い、映画はそれをすくってくれるものなんですね。」とのメッセージを寄せてくれました。
母と子という視点、日韓・韓日関係について、歴史、様々なことについて考えるきっかけとなる作品です。上映する劇場数は限られていますが、ぜひ皆さんにもこの映画の存在を知っていただけたら幸いです。