お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

父の誕生日に父を語る

4月14日は父の72回目の誕生日でした。

朝、テレビ電話でおめでとうを伝えて

近況などを聞きしばらくお話。

72年の年月が刻まれている顔身体。

白髪が増えても、目が見えなくても、父の笑顔は昔と変わらず優しく、自然と温かな気持ちになりました。

今年は

さらに元気でいてほしい!という想いを込めて

手縫いで*ふんどしパンツ*を作りました。

近々、子どもたちの手紙と一緒に送りたいと思います。

そして

過去記事(2015年9月25日:自分の誕生日に「誕生日に父を語る」ということで書いたもの)ですが、あえて気持ちを添えたくて、ここに記します。

いつでもどこでも

ずっとずっと応援してくれる父。

たくさんたくさんありがとうございます!

そして

お誕生日おめでとうございます!

*******************************************

今日は
記念すべき40回目の誕生日。
とっても節目になるかなと思いきや
あまり実感がわかない。
(気持ちはまだまだ20代ということで…)
ちょうど2年前の誕生日に
母について語ってから
機会があったら父についても語りたいと思っていた。
やっとその機会がやってきた。
照れくさいけど
今日この日なら
自然と気持ちが書けそうだ。
性格も好みも
はっきり言って父似の私。
大胆なところ
大雑把なところ
思ったらすぐ行動するところ
普段は口数が少ないが
お酒を飲むと饒舌になるところ
資料収集
文字を書くこと
伝統工芸好きなところ
などなど。
そんな父との思い出は
お蕎麦屋さん巡り。
小さい頃から水泳生活のため
休みはほとんど合宿や大会で
家族とゆっくり過ごすことが少なかった私。
それを取り戻すかのように
高校生活が終わる頃
よく二人で出かけた。
「栃木の美味い蕎麦」という本を片手に
西から東へ
一日三軒のはしごも。
途中
染物屋さんに寄ったり
窯元を訪れたり
気づけば芸術の世界への興味も
この頃に培われた。
本物に出会う時間は
私にとって喜びであった。
多くは語らずも
いつも背中で
人生の醍醐味を示してくれた父。
幼い頃
複雑な家庭環境だったこともあり
その分家族には
沢山の愛情を注いでくれた。
受験勉強で遅くまで起きている私に付き合って
いつも寝るまで起きていてくれたこと。
結婚の許しも一言
「飛べ!」だったこと。
結婚が決まってからは
街中の本屋さんの
韓国というつく本を買い占め
勉強してくれたこと。
初孫誕生の際は
色紙に想いを込め
長年のタバコもやめたこと。
年末の築地ツアー
蕎麦の会の企画
同窓会の幹事に会報誌の編集作業
忙しさの中
いつも楽しさを生み出していた。
尊敬という一言では足りない位の
大きな存在感の父。
仕事一筋35年。
息子に世代交代し
第二の人生を謳歌する矢先の
視力低下。
戸惑いの中
娘としてできることは
孫との楽しいひと時をプレゼントすることくらい。
杖をつき
母と寄り添い歩く姿に
言葉にならない感情が
こみ上げてくる。
でも
どんな状況になろうと
常に前向きな行動に
たくさんの力をもらっている。
離れていながら
テレビ電話で長女に数学を教えてくれたり
長男の良き理解者になってくれたり
次男と共に歌い踊ったり。。。
いつもいつも
ありがとう
そして
これからも
ユーモアたっぷり
父らしい人生を!
ここに
感謝の想いを込めて。。。

4件のコメント

父72歳、娘40歳の誕生日おめでとうございます。
1日違いというのも父への親近感があるのかな・・・
私が聖子さんへの更なる親近感を持ったのは、夫と同い年の72歳、息子が11月には40歳になるので同い年。
第二の人生を謳歌する時期に視力低下になられたところは私の父と似ています。
困難を目の前にしてどのように自分を再構築していくのかというのを、私も晩年になるほどに父から学びました。
人生は生きて死ぬまでを学びあう関係なのだということを、この頃実感しています。
この記事も親子の学びあいについてが綴られていて暖かい気持ちになりました。ありがとうございます。

とてもご縁を感じます。
いつもあたたかなコメントをありがとうございます。
*困難を目の前にしてどのように自分を再構築していくのか*
ただいま私も学び中です。
その時その時の気持ちを素直に言葉にすることで、気づきと救いを感じています。これからもよろしくお願いいたします。

お母さん大学の誕生日に母を語るという企画

誕生日に父を語ると書いてくれた記事を

数年後に、改めて読むって素敵。

お父さんへの思いが伝わりました。

お母さん大学の企画を大事にしてくれて、ありがとうございます。

そして、

*誕生日に母を語る*私にとって、とっても意味のある企画でした。
(数日後には母が誕生日なのでまた発信予定です!)
こうして記事を書くことで、面と向かっては言いにくいことも素直に伝えられて。。。ありがたく、そして、嬉しいです。
両親との距離もより近くなった気がします。素敵な企画をありがとうございます!

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ABOUT US
村本聖子
「思い立ったらすぐ行動!」 をモットーに動き回る3児の母。 みんながニコニコ、ハナマルになる世界を願いながら、日々の感動•気づきを発信中。 2023年3月、11年の韓国生活を終え帰国。海老名市在住。 夢はココカゲン(ココロとカラダがゲンキになる空間)を創ること&MJ記者として世界を飛び回ること。