お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

マイ3歳児神話 厚木のそがさんの場合

書こう書こうと思って早数週間。

娘が3歳までのことを振り返る。

2歳くらいまでの記憶は薄い。
写真や動画を見ると思い出せるし、印象的で覚えている日もあるのだけれど、全体的にもやがかかった感じ。

正直しんどかった。
子どもは元々好きだった。
自分の子どもだしとてもかわいいけど、同時に一人の人間の命を預かっている責任が重すぎて。
さらに、娘は私とは違い大変活発な子。
歩き始めた頃から「私は私!お母さんとは別の人格です!」と言われ続けているような感じ。
早いうちから娘と私は別な人間と実感できたのは良かったと今は思うが、疲れきっていた私にはしんどい原因の1つでもあった。

もがいてもがいて這い上がった。
そんな3年だったと思う。

生後4か月から一年間夜間授乳が続き、身体的にも精神的にも限界が来たのが娘1歳4か月の時。

私の体調不良の原因がなかなかわからず、こんなに小さな子を残して死ぬのか?という恐怖、何をしたら体調は良くなるのかわからない焦り。東洋医学系の施術ができるママ友さんの助けで、検査ではわからないと言われた体調は改善していくことに(このママ友さんを含め、いろんな話ができる母になってからの友人に恵まれていると今も感じる)。

ただただ疲れが溜まっていたことが体調不良の原因だったと思う。
食事も、娘には作っていたのに自分には菓子パン、というおかしな生活をしていた。

そんな中で一時保育の利用を開始。1歳7か月頃。
働いていないのに保育園を利用する罪悪感は利用の決心まで数か月かからせ、利用開始後もしばらく付きまとった。
結局、昨年春の幼稚園入園前まで同じ保育園にお世話になった。
園長先生や他の先生からも最初ほんとガッチガチで大丈夫か心配だったのに別人のように元気になったね!と言われずっと娘だけでなく私のことも気にかけてくれた保育園に本当に感謝している。

さらにお母さん大学を知る。
「お母さん業界!?私も業界人?」となんだかほっとした。
仕事を辞めてそれまでとは別の場所で結婚、子育てしていた私はなんにもしていない、役に立ってない気持ちでいっぱいで、娘にも向き合えていなかったと思う。
池田彩さんの何にもできないという価値を読んでみんな同じようなこと考えているんだとほっとした。なんだか面白そうだから入学してみた(今に至る)。
書くことで娘と自分を客観視できる、
何かあったらネタにしようと思える、
これがなかったらイヤイヤ期もっとつらかったかも。

体調が悪くなってくのに申し込んでしまった絵本講師の勉強。
娘と絵本を楽しむために、教育ママになっちゃって嫌われないために、ちゃんと知ろうとスタート。
レポートを出さなきゃいけないのだが、これが自分の自信を取り戻すきっかけになった。
好きな分野ならどんどん書ける、文章なら話すよりも論理的に伝えられる。
そのことを実感できた。
講座を受けに行く日は一日家で夫と待っていてくれた娘の成長を、離れることで感じることもできた。

産後1年頃は、すべてに他責的、イライラしまくり、お店の人にだってちょっと間違おうものなら食ってかかる勢いだった。それでいて自信0というかマイナス。
そんな時に和みのヨーガを知った。
自分で体を整えるめちゃくちゃ簡単なつぼおしマッサージのようなヨガだが、体を整えることで心も整えられる。徐々にだがイライラは疲労からくる自分の問題だとわかるようになった。自分の考えの癖もわかるようになってきた。

娘が3歳になるまで、私はいろんな人の助けを得て、この苦しい状況をなんとかしたいともがいてきた。

ずっとずっとつきっきりではいられなかった。
働いたわけでもない。

今もそのことに若干の罪悪感のようなものはある。

やり直せるなら、もっと気楽にできるのかもしれない。
いや、やっぱり同じ道をたどるのかもしれない。
ほんとに精一杯だった。

そがさんの場合のマイ3歳児神話。
※追記しました。

みなさんのもぜひ教えてください!
企画の詳細は下記ブログで!

マイ3歳児神話、募集!

4件のコメント

私もやっと書きましたよ。
とにかく書きたいことは山ほどある方なのでね。
一度でも地獄や孤独を感じた人は強くなれるということはお伝えしたかったことです。
若くてそれを体験できる人が最近ではスポーツ選手に見ることができます。
人生観は自分にとっての幸福探しであり、人から学びながら感じていくものかな。

みっこさん、コメントありがとうございます!
〉一度でも地獄や孤独を感じた人は強くなれるということはお伝えしたかったことです。
本当にその通りだなと思います。私の母も良く似たことを言っています。
挫折や苦労がある分、幸せを感じられるようになりますね。

子育てのブラックホールに入っていた曽我さん。
でも、いろいろな人との出会いから、抜け出せましたね。
それは、曽我さんの中に母力がちゃんと息づいていたから。

地域には、今、曽我さんと同じ子育てのブラックホールの中でもがいている人がいる。
曽我さんの経験が、誰かの役になる日が来ると思います。

曽我さんの苦しかった日々を喜んではいけないと思うけど、
そんな日を乗り越えたからこそ、
今の曽我さんがいると思います。

苦労したり、悩んだり、それが人間です。それが、お母さんです。
その苦しさは、曽我さんの母なる勲章ですよ。

それにしても、写真がかわいくて、たまりません。

曽我さん、まだまだ、これから先、いろいろなことがあると思いますよ。
その一つひとつを乗り越えながら、曽我さんも、だんだんお母さんになっていきます。

これから、曽我さんは、もっと、もっと、進化していきますよ。

今なら、またブラックホールに落ちても大丈夫よ。
お母さん大学のみんなで、ブラックホールに行きますので。

マイ3歳児神話、素敵な企画です。

藤本さん、ブラックホール!まさにその通りです。
そしてこれからもまた別な穴が待ち受けてるだろうことは、予想しています…
あの頃に戻るのはきついですが、いろいろと体験してやっとわかることもたくさんあるなと思っています。
写真は生後7か月頃です。ムッチムチ。

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ABOUT US
曽我幸恵
MJプロ│お母さん歴約9年、元・お母さん業界新聞あつぎ版編集長│小3の娘&年少息子の2児の母 神奈川県厚木市在住、茨城県水戸市出身、学生時代住んでいた宮城県仙台市は第二の故郷。 インタビュアー&ライター&ライティングの先生│今より書くのが好きになるコミュニティ・個別サポート│厚木市子育てアドバイザー&ほっとタイムサポーター│ヨガセラピスト。 *noteでもインタビュー記事など書いています。 https://note.com/sogasachii *アメブロも時々。https://ameblo.jp/sattsun2525/