お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

万が一のために

火がなくても水を沸騰させて温かい食事をとることができる、ホットンパック

お母さんを笑顔にする賃貸住宅をご存知ですか?
その名も
「母力 (BORIKI)」。→詳しくはこちら

お母さん大学は旭化成ホームズと共同研究を行い、
2014年に入居開始した東京都武蔵野市にある「母力むさしの」を皮切りに、
現在では17棟の母力がそのコミュニティを形成しています。
横浜にもあるんですよ。
今後関東のみならず広がっていくとのこと。

先日、こちらの「母力」で開催された防災イベントに参加してきました。
防災イベントを行うのは、

いのちを守る@プロジェクトJAPAN

その中で、防災と簡単に言いますが、その対象が何なのか。
(地震?水害?火災?)
防災時の心得、などを学んでまいりました。

その1時間くらいのお話の中で一番心に残ったことは、

被災した時間で、周りの顔ぶれが変わる

というものでした。
家族が全員一緒にいる時間に被災したら、
それは備蓄した食料や、どこに避難するかとか、様々な条件をまずは一緒にクリアできるのですが、
もし、
家族がバラバラだったら・・・。
うちの場合、
最近子どもたちもそれぞれの部活動やバイトや習い事、一緒にいる時間は限られています。

私は早速その日帰宅して、子どもたちに話しました。

「もし、今日以降、大きな地震や台風があったとして、ママが家にいなくても、皆は自分で判断してね。もし、家にいられたら、そのまま家に残って大丈夫。うちは絶対に水没しないと思うから。でも、がけ崩れの場合は別だよ、誰か近所の人に聞いて、どこにいけばいいか、あるいは学校に避難するのか自分で考えてね。広域避難場所は○○だよ。」

娘→「言われなくてもそうするけど。」
長男→「・・・。そんなこと起きないよ。」
次男→「誰って、友達でもいい?あそこの家ならうちからすぐ行ける。」

なんとも、心強いというか、冷たいというか(笑)
でも、3人とも
「なんで急にそんなこと言うの?」
という反応でした。

なんでって、それは、
今日聞いてきたから。
一番大事なことだと思うから。

生きていれば会えるから。
すぐに会えないかもしれないけれど、1週間後か2週間後かもしれないけれど。
生きていればいいから。
自分の命は自分で守って!

そう言うと、皆黙ってしまった。
少しは考えてくれたかな。

何より、
経験したことのないことを想像しなければならないんだから、うまく思いが伝わらないのは仕方がない。

とにかく、でも、大事なことなんだと、何度も伝えていかないと、と思いました。

その時は携帯も使えないでしょう。
私たちの連絡手段は何もないでしょう。
混乱の中で、何をどうすればよいのか。
私が守ってあげるなんて、無責任なことは言えないのです。
私がいないかもしれないので。

皆さんも考えて、
もし、そのことを家族で話していなかったら、今日話し合ってくださいね。