座布団12枚!

29年前に父を亡くし、その一年後に私が結婚するとき
母がどうしても譲れないと言ったのが「嫁入り支度」。
たぶん父がしたかった用意を母ががんばってくれた。
着物が好きな父が早くからたくさんこしらえてくれた着物や
近所の布団屋さんが「待ってました!」と張り切ってつくってくれた嫁入り布団。
大きなトラックに大きなタンスや荷物とともに紅白をかけて
実家からずらずらっと車を並べ、荷出し。
きっと父も見ているだろうと、しんみりと晴れやかさが混じった思いの
行進だった。

そのときの荷物にお客さん用の座布団5枚、夏用5枚、
嫁入り布団の布でつくったペアの座布団2枚の計12枚は
正直かさ高くて、子どもが生まれてから実家に預けることになった。

もう二度と日の目を見ることはないかも、と忘れていたのに
お母さん業界新聞大阪版を決め、お母さん大学大阪支局の拠点に
人が集まるようになって思い出した!
「ええ座布団あんで~!!」

5枚ずつ小出しにしていたが、今は12枚が活躍中。
「うかばれる」ってこういうこと(笑)
座布団がへたるまで使い続けよう。
お父さん、座布団つくってくれてありがとう。

 

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宇賀佐智子

大阪の宇賀佐智子です。26歳長男・23歳長女の母。大阪エリア版を2018年春に創刊しました!子育てが楽しくなる大阪、誰もが子どもたちの未来を考える大阪、美味しい楽しい大阪を目指します♪