お大事に育ててくださいね

これは梅雨があけた7月ごろのお話。

 

息子と神社をお散歩していると、ひとりのおばあさんが参拝されていました。

じーっとその後姿を見つめる息子の存在に気付いたのか、おばあさんがこちらに来られて

「1歳5か月かしら?」

とずばっと月齢を言い当てました。聞けばひ孫さんが同じくらいだそう。

歩くのが楽しい時期よね~、などと少し世間話をした後

 

「お大事に育ててくださいね」

 

と、にこやかに微笑まれて、また参拝に戻られました。

おそらく80代だと思いますが、背筋をピンと伸ばし、ゆっくりと丁寧に神様にお辞儀されてる姿を、今度は私も息子と一緒に見つめました。

 

子供と散歩や買い物をしていると声をかけて頂くことも多く、「今が一番大変よね」「今が一番かわいい頃よね」「お母さん頑張ってね」という言葉をよく頂きます。

ありがたい気持ちもありつつ、だから頑張りなさいと言われているようで息苦しい時もありました。

ただ今回の「お大事に育ててくださいね」という言葉はすっと染み込んできました。

 

なんでだろう?と考える時もあるのですが、後付けの理由を探すのは無粋な気がして、あの時の清々しい感覚だけを大事に心にしまっています。

ABOUTこの記事をかいた人

木綿萌

はじめまして!大阪府在住、2人の子供のお母さんです。文章にするのは苦手ですが、頭の中ではぐるぐる考えたり感じたりしています。子供たちの貴重な一瞬を、あれ何だったっけ?とならないようペンを持ちましたφ(..)