ベビーカーを押し、息子の頭をながめながら、娘が小さい頃のことをいろいろふと思い出す(後ろ姿や横からが特にそっくりなので)。
5年前は、本当にいっぱいいっぱい。
頭から神経質なオーラを出しまくり、緊張感が漂ってたと思う。
ちょっとのことでイライラして、ピリピリして、片付ける余裕もないので、いたずらやご飯で汚されることに常にムキーっと。
ダメダメ言いまくって。
娘は好奇心旺盛で元気あふれる子で、でも離乳食スタート時は食べないしいきなりミルク飲まなくなるし、夜中何度も授乳で起きて常に疲れきっていた私は本当にしんどかった。
息子は同じく好奇心旺盛で元気あふれてるけれど、見本がいるからか離乳食はたくさん食べるしミルクも出されたら飲むし、最近は日中遊んでいれば夜中はほとんど起きない。私もいたずらやご飯で汚されるのを見ても、あら研究熱心だねぇと思って見てることが多い。
今ももちろん、いっぱいいっぱいになるけれど、何か違う気がしている。
主婦歴、母歴、妻歴、自分歴がそうさせているんだろうと成長した自分に勝手に拍手を送りつつ、心の中で娘にもっと今のようにできていたら…と後悔もよぎる。
あの時の私は、本当にせいいっぱい。
頑張っていたと思うのだけれど、逆にもっともっとおおらかにできていたら…と。
今だってもっと娘におおらかになれたらいいんだけど、そこはなかなかうまくいかない。
これからも息子が娘の通った道をたどるたび、後悔はしてしまうのかもしれないなぁ。

左:娘/右:息子
窓の外が気になる月齢なんだろうか。