お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

一乳入魂

急におっぱいを飲まなくなった。

辛いものを食べた記憶はない。

離乳食はよく食べるのでとりあえず様子を見ることにした。

寝返りも歯が生えるのも早かった息子なのでまだ6か月半だが、もしかして卒乳だろうか。

前回が最後だとしたら悔いが残る。

午前5時。

眠気のせいでほとんど記憶にない。

最後の授乳だとわかっていたらもっと大切にしたのに。

ものすごい後悔が押し寄せてきた。

いつまでも続くような気がしていた授乳。

終わりがくることを忘れていた。

いつも手を握っていた授乳。

いつの間にか調べ物をするためにスマホを握る回数が増えていた。

はじめは2段重ねにしていた授乳クッション。

左だけ上手く飲ませられずよくガチガチになった。

上手く口の奥まで入れられず、乳首が切れて痛かった。

「せーの!」と声かけをすることで解決し、それが習慣になり楽しかった。

どうしても授乳する場所がなくて一回だけトイレで飲ませて申し訳なかった。

足が冷たい時は握って温めながら飲ませた。

勢いがよすぎてよく顔面や服がびしゃびしゃになった。

口の動き、顎のラインが愛おしい。

睡眠薬と言われるくらい飲むとぐっすり眠る。

寝ているのにすごくいい顔で笑っている。

 

結局半日後に急に飲み出した。

このままだと後悔するよって教えてくれたようだ。さすがうちの子。親の性格をよくわかっている。

これからはいつ最後がきてもいいように、一回一回をしっかりと堪能していきたい。

8件のコメント

わぁ、可愛い寝顔!
授乳時間…真っ最中は大変だったけど、後から思い出すと本当に幸せな時間だったなと沙織さんの投稿を見て思い出し、あったかい涙が流れました。
息子さんとの幸せ時間、これからも大切にしてくださいね。

息子氏、わかってるなー。
よかったよかった最後じゃなくって。
気づいてよかったよかった。
なかなか気づけないこともたくさんだから。
こんな風に感じて、そしてここに残しおけるって最高。
これからも記事楽しみにしてますー

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ABOUT US
髙田沙織
最高に可愛い3歳の息子がいます。 1992 / 二級建築士 / カラーコーディネーター / 築古マンション自宅改修 / 在宅勤務の夫との3人生活 / キックボクシングでストレス解消!