お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

共感の凄さ

孫は1日で2歳3か月になりました。

おしゃべりが達者になり、お姫様服にへルメット被りサンダル履きスタイルがお気に入りの様子に笑いが止まりません。

遊びも色々変化していきますが、おままごと、粘土、ドロップボックス、絵本、ままごとで言葉数が増えていき、絵本からも想像の世界と結びつく言葉の獲得があることを日ごと感じています。

生まれてからパパと一緒には暮らしておらず、2歳前頃からパパが来た時には楽しく遊ぶ経験をすることで、パパが大好きになりました。

パパと楽しく遊び、そのパパはまたいなくなるけど、スマホを出してパパと話したいと言った時には、見えなくなってもパパはいるという経験をこんな形でしていることに驚きながらもそれが現代社会。

さて、タイトルの共感の話。

娘はクリスマスからお正月の行事を楽しむための努力をしていました。

働きながらよく頑張るなと感心しますが、娘に言わせると行事をあまり体験できなかったというのがあるらしく、その反動で頑張っている姿が私に見えます。

そんな頑張った自分のために年末には大好きなお寿司を準備し、孫には別メニューをちゃんと用意したのです。

ところが、「お寿司が食べたい」と言い出し困っている、その様子を実況中継で写真をつけて送られてきたのです。

「これまで、何回か卵とアナゴ寿司だけを食べたことがあるもんね。そりゃ脳が反応し始めるわ」などの返信メールにひらめいたのか

きちんと目を合わせて「まほちゃんはママだけがお寿司食べてるのが嫌だったんだね。今度からまほちゃんが食べられるお寿司が入っているのを買うから約束するね」と言ってハグしたらご機嫌。「一緒に楽しくご飯食べようね」と言ったら同じ言葉を繰り返したの報告。

そして4日の登園の時、サンダルで行きたいとごねだした時にもこの共感言葉。「そうか、まほちゃんはピンクのサンダルが履きたかったんだね。わかるよ。でも今日はそれ履くと寒いからこっちにしない?」と言ったらサンダルを元に戻して靴を履いて出かけたという報告。

やはり共感一択!だそうです。

ママと愛着関係が育つ過程を新鮮な気持ちで感じられるし、私がしていなかったことをやっているのもよく見えてきます。

ある日、孫が散らかっていた本を隅に立てかけて「お片付け」したのにはびっくりしたと報告があったのですが、ママとなんでも一緒にやりたがるのを、できる限りやってきたことの結果だと思いました。

 

 

 

4件のコメント

娘さんすばらしい!
とても素敵な対応されていますね。
共感って、なかなか余裕がないとできない・・・
こうして接していれば、親子の関係もとてもいいものになりますね。
それより、もう2歳なのにびっくりしました!

ありがとうございます。
何故、今娘が頑張っているのかというのは、失敗が許されない社会を感じていたからだそうです。

思い当たることありますか?

続きを少し書けるかな・・・どうかな(笑)

ありがとうございます。

私たちの子育てはどんどん孤独な子育てに突入していくのが分かっていました。

核家族社会は子どもにとっては窮屈なものでもあるということを、今では分かり始めた大人たち。

子ども目線にならないと、大人目線のままでは窮屈な社会から脱出できませんね。

コメントを残す

ABOUT US
池田美智子
読書が好き、人間が好き、孤独も大事、真善美を考える日々。 旅をすると予習復習で楽しさががらりと変わることを実感し、 70歳になると、努力することの必要性を日増しに実感し、 やる気元気の素を探すようになりました。 今のところその素は、お母さん大学と学びの研修と訓練です。 令和元年、初孫誕生でパワー再燃中