お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

男か女かはどっちでもいい

映画「さかなのこ」を観てきた。
魚愛が止まないさかなクンの自伝的エッセイを映画化したもので、主役は女優ののんさん。俳優さんではないので、どんなふうに脚色されるのか、どんなさかなクンに出会えるのか9月1日の公開を7月くらいから楽しみにしていた。
冒頭の画面に映しだされたのは

男か女かは
どっちでもいい

という柔らかい縦書きの文字だった。

それを見た瞬間に胸がトクトクと速まった。
のんさんの澄んだ瞳に惹きつけられて2時間半近くの上映時間はあっという間に過ぎていき、胸には熱いものが込み上げてきた。
ミー坊(さかなクン)のお魚を好きという気持ち。揺るぎない真っ直ぐな思いに寄り添い続ける母親。
母の愛は深く、周りに何を言われようとミー坊の理解者である。それは自分のこどもだから信じているというものではなく、もっともっと広い。この世に存在する全てのものを、そのまま受け止めている印象だった。

冒頭の「男か女かはどっちでもいい」というのはこの母子の価値観だと感じた。

あまりにも気にいったので、昨日2度目の映画館を訪れた。皆さまもぜひご覧になって下さい。

1件のコメント

親子ともにさかなクンファンで、ぜひ観たい一作です。
いつの時代も、最先端や未来を見据えている生き方は「?」を投げかけられがちだなと感じるこの頃。
ますます観たくなりました(^^)

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ABOUT US
福田有子
なにわのオカン、3人のこどもがいます。 こどもといっても、みんな成人していますが心配事は無くなりませんね〜。 あのこ達の幼い頃の写真を壁に掛け、今でも子離れ出来ない私です。