お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

そうそう、これこれ

先日、久しぶりに次男が家にやってきた。
その日は次男が小学校の頃から
我が家が仙台へ引っ越すまでに
親子で度々行っていた場所を訪れて
「懐かしいねー」
「歩いたねー」
などと話しながら
「せっかくだからセナ(猫)に会いたいな」と
我が家に立ち寄ったのだった。

時刻はもう夕飯どき。
帰りがてらそのへんでご飯食べようか?
という案も出たが、
昼食→デザート→お茶してきた2人
「お腹すいてないよね…」と
さらに外食の気分にはならず。

「でも、帰ったら遅くなるよね。
ご飯炊いて味噌汁くらいなら入るかな?」
と急遽ありあわせの材料で夕飯を作ることに。

そうしてできあがった豚汁と茄子炒め。
冷凍の餃子もあったので大量に焼く(笑)
「えー?こんなに?」と驚いた顔をしながら
けっこう箸はすすんでいる。

自慢じゃないけど私は料理が苦手である。
家族4人で暮らしていた頃も、
料理をしなくて済む方法を
いつも考えていたくらいだ。
当然、味にも自信がない。

そんな母が作った料理を、
今、ニコニコと次男が食べている。
「そうそう、これこれって感じ!」だそう。

思えば次男のひとり暮しももう5年。
母の手料理(というほどでもない)の味は
美味しい美味しくないの域を超え
どこか懐かしい味なのだろうか。