お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

「ハハコモマイ」プロジェクトスタート! だっこフラで母も子も笑顔に 夜泣きが待ち遠しくなるって、ほんと⁉

赤ちゃんが寝てくれない、泣いている理由がわからない。でも、どうしていいかわからないし、泣きたいのは私のほう。けれども、この子の母親は私。逃げ出すこともできず、不安や孤独に押しつぶされそうになる時もある。そんな母と子のために、子どもを眠らせることができて、しかもお母さん自身が笑顔になれる、魔法のプログラムが誕生した。その名も「ハハコモマイだっこフラ」。母も子も幸せな社会を目指す、お母さん大学の特別プログラムだ。

「ハハコモマイだっこフラ」とは、心地よい音楽に合わせて体を揺らし、赤ちゃんと一体になってフラを踊ること。それは、育児の孤独や緊張をふっとほどく「癒し時間」の創出でもある。
企画するのは、お母さん大学のフラチーム「母フラdeピンクリボン」のリーダー小林順子。現在25歳になる一人息子には最重度知的障害という重い障害があり、睡眠障害にずっと悩まされてきた。さらに47歳の時、自ら乳がんに罹患。今も闘病生活を送っている。

そんな苛酷な人生を生きる小林さんだが、こんな素敵な笑顔でいられるのは、フラダンスとの出会いがあったからだ。最初は自身が健康になるためだったが、フラに癒しと希望を与えられると、周囲への感謝、命への感謝の気持ちが湧き上がり、お母さんの笑顔のためにと、ピンクリボン(乳がん検診の啓発)活動へも広がった。

お母さんと赤ちゃんは心でつながっている。だっこフラを通して「お母さんがほっとする時間を持つと、赤ちゃんも笑顔になる」ことを実証し、広めていく。まずは、お母さんを癒すことからだ。
赤ちゃんをだっこしながら、やさしい音楽に合わせてゆらゆらと、心をひらいていくひとときは、親子にとって宝物になる。

また、だっこフラを通して出会ったお母さんたちが「一人じゃない」と気づくことが、孤育てをなくす糸口にもなると、小林さん。
今回、ハハコモマイだっこフラ1期生10人(プログラム参加無料)を募集、オーディションでメンバーを選出します。

母も子も幸せな社会を願う「ハハコモ」。Komo mai(コモ・マイ)はハワイ語で「ようこそ」「いらっしゃい」の意味。あたたかい気持ちで包み込む歓迎の言葉に「舞い」をかけ合わせ、「ハハコモマイ」プロジェクトが誕生しました。

 

 

ハハコモマイだっこフラ1期生大募集
~説明会&オーディションにご参加ください~
内容/ハハコモマイだっこフラ説明会&オーディション
日時/2025年6月18日(水)10:00~12:00
場所/お母さん業界新聞社 横浜市西区みなとみらい2-1-1
日本丸メモリアルパークタワー棟A-4
主催・問合せ/お母さん大学 info@30ans.com

ー参加条件ー
①育児に不安を感じたことがある人
②子どもの不眠や夜泣きに悩んだことがある人
③だっこでフラが踊れる人(2歳までの子どもと参加できる人)
※フラ未経験者、初心者歓迎
④写真と実名が発信可能な人
⑤お母さん大学本部へ通える人
(日本丸メモリアルパーク内/横浜市西区みなとみらい2-1-1)
⑥全4回のプログラムに参加できる人
実施日:6/25、7/2、7/9、7/16 いずれも水曜日
※プログラム修了後、みなとみらい周辺で
だっこフラのプレス発表&イベント出演を予定しています

 

小林順子プロフィール
横浜市在住56歳。JLCテレビアナウンサーを経て結婚・出産。先天性最重度知的障害で自閉症の息子の母となる。47歳で乳がんに罹患。だが息子の自傷行為やパニックの日々が激変。闘病と障害児育児を支えてくださる方々に感謝し「皆さんの充電器になろう」と決意。2018年障害者支援団体ジュンコフラサークルを設立。2020年手記「有難う」が第55回NHK障害福祉賞最優秀賞を受賞。2021年お母さん大学MJプロとして「母フラdeピンクリボン」を発足。赤ちゃんを抱っこして踊る「だっこフラ」を考案、お母さんの笑顔を広める活動として好評だ。

 

お母さん業界新聞6月号より

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