幼少期、良い子でいるために本心を隠し、周囲の期待に応えようと生きていました。大人になっても「ちゃんとしている自分」を演じ続け、独立起業や家庭生活もどこか自分の本望とは離れていたように思います。失敗や別れを経験し、すべてを失ったと感じた時期もありましたが、そこから再び「自分自身を生きる」人生が始まりました。
今は「場づくりのプロデューサー」として空間や事業を手がける傍ら、再び育児に向き合っています。
50歳にして授かった愛娘との日々は、まさに「家族で時を貯める暮らし」。モノより思い出、知識より体験。親が自分らしく人生を楽しむ姿を見せることで、娘には「すべての可能性を追い続けてほしい」そう願っています。
親が変われば、子も変わる。自己理解が深まるほど、娘や妻への理解も自然と広がっていきます。これからも家族とともに、本音で向き合い、本質的なつながりを育んでいきたいと思います。
村上純さん・凛奈ちゃん(3歳)
お母さん業界新聞8月号 育児アップUP お父さん

Photo: BRUCE OSBORN
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