お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

絵本を通して親子を笑顔に えほん箱

『 さくら ふわり くるり』

さく:鬼頭 祈
小峰書店/1650円

待ちわびた桜の季節。3月は娘の誕生月。生後間もない娘を抱き桜を仰いだあの日から9年。「わぁ桜の妖精がかわいい、今度は私が読むね」と、成長を感じるやりとり。桜が芽吹き花開くように、人も巡る季節の中で育っていく。今年はどんな表情で一緒に桜を見られるだろう。母娘の絆を再確認させてくれるやさしい春の一冊。(田久保薫子)

『3びきの かわいいオオカミ』

文:ユージーン・トリビザス
絵:ヘレン・オクセンバリー
訳:こだまともこ 冨山房/1870円

繰り返しのリズムが楽しく、歌うように読み聞かせると、子どもたちは身を乗り出して耳を傾ける。悪いオオブタの仕打ちに対抗し、さまざまな材料を使い家をつくっていくオオカミたち。だが、最後に彼らが選んだ意外な解決策にはハッとさせられた。面白さの中に「本当の強さとは?」という問いかけを私の中に残した。  (江崎香保里)

『 あかちゃんとよむえほん さんぽ だいすき』

文:岸田衿子 絵:長新太
ひかりのくに/935円

 散歩が大好きなこぶたのこぶちゃん。何を履く?どこへ行く? 短い言葉と軽快なテンポが心地よく、自然と親子の会話が弾む構成。家にいながらお出かけ気分に浸れるのが魅力。読み終えた後は、やっぱり外へ飛び出したくなる。便利な車に頼りがちな日常から離れ、今度の休日は子どもの歩幅に合わせて歩く時間を楽しみたい。   (半田遥)

『 こどもってね……』

作:ベアトリーチェ・アレマーニャ
訳:みやがわえりこ
きじとら出版/2200円

物事のとらえ方、大人の視点と子どもの視点はこんなにも違うのか。驚きと気づきが詰まった一冊。あらゆる人や時間、物事に当たり前はない。親子で過ごす日々の尊さ、かけがえのなさに気づかされる。「どうか息子よ、ゆっくり大人になって」。小さな手を握る時間の愛おしさを噛み締め、今を大切にしたくなるあたたかな物語。(松山美奈)

『 サラダ』

ぶん:パウラ E .フォント
え:テレサ・べリョン
ワールドライブラリー/1980円

親子でサラダをつくりたくなる仕掛け絵本。12歳の娘も夢中になる手順の面白さ。特に小学校低学年におすすめで、野菜嫌いの子もママと一緒に野菜を洗ったりドレッシングをつくったり、料理への一歩を踏み出すきっかけに! 料理は親子の最高のコミュニケーションツール。美味しく食べて楽しむ、幸せな食卓への案内図。 (安藤裕子)

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