お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

半径3mの未来 深呼吸をするように肩の力を抜いて 地域の中で子育てする

結婚を機に埼⽟から横浜へ。当時は職場と家の往復だけで、地域とは全く関わりがない中での出産でした。

初めての⼦育ては苦労の連続。息子が⽣まれてからは娘の⾚ちゃん返りとイヤイヤ期が重なり、何をしてもうまくいかず…。⼦ども優先の⽣活は息苦しく、落ち込んだ時期もありました。でも、ある時から⾃分を満たすことを優先してみたら⼼⾝ともに楽になり、余裕を持って⼦どもにも対応できるようになりました。

団地に住み始めたのは10年前。息子が幼稚園に⼊園した5 年ほど前から、独学で絵を描き始め、絵を通じて地域活動にも参加するように。以前、影絵作家の先⽣のもとで絵本制作に携わっていたこともありました。⼦どもだけじゃない世界を持つことが、私にとってはとても⼤切だったと思います。

地域の活動をしていると、⾃然と多世代でつながります。同世代だけでなく⼈⽣の先輩の話はタメになり興味深いです。地域に顔⾒知りが増えれば、たとえば⼦どもが泣いても“ 騒⾳”ではなく、「今⽇も元気ね」とやさしく声をかけてもらえます。

ここは駅から近く緑があふれ、公園もたくさん。安⼼して⼦育てできる環境からはなかなか離れられません。これからも⾃分のできることで地域に貢献し、あたたかいつながりや循環が⽣まれ、それが⼦どもたちにも伝わるといいなと思います。
(大迫志保)

 妻や子どもたちはいつも絵を描いていますが、今日は初めて一緒に描くことに。描きながらテーマを話したり、お互いの絵を褒め合ったり、こんなに楽しめるとは思いませんでした。

一年に一度、みんなで描く日を決めて、成長の記録にしたいなぁ。(大迫真己人)