お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

お母さんのSDGs

SDGsという言葉が世に出て久しいですが、
まだまだ、浸透しているとは言い難いと感じます。
企業の取り組みを知ることも大切ですが、
実はお母さんたちの行動が知らず知らずにSDGsになっていることも…!
持続可能な社会のために日々の生活の中でやっていること、聞いてみました。

おかあさんのSDGs
お母さん業界新聞 2021年8月号 MJ30より

NO.1 子ども服を寄付

次々サイズアウトしていく子ども服を、海外の子どものワクチン費になるリサイクルのNPO に寄付。今度は切手も寄付したい(木村歩)

NO.2 タオルに何度も活躍してもらう

雑巾の後、くたびれたら糸を抜き一枚のタオルに戻し、破れたら掃除用、破れていないものは保護犬センターへ(山本律子)

NO.3 地図や国旗から学ぶ

アトピーの長男。やさしい言葉や人を想う気持ちが出てくるように。世界にはいろんな国、人、生活があることを知ってほしい(岸千尋)

NO.4 みんな集まれ

わが家はいつもみんなが一部屋に。昼間はリビング、寝室も一緒。食べるときやこぼしたときは、おしぼりタオルを使います(竹内千華子)

NO.5 公園でも道端でもごみ拾い

浜辺で遊んだとき、気づくと子どもたち3人もごみ拾い。3袋いっぱいに集まった大量のごみ。どう感じただろうな(池田彩)

NO.6 水は買わない

家から持参。節約にもなり一石二鳥。無印良品水アプリは、給水スポットの検索、給水するごとに環境への貢献度もわかる(田端真紀)

NO.7 アトピッ子の生活は人にも地球にもやさしい

合成洗剤は使わない。調味料は本物。服はほとんど天然繊維。不自然なものはなるべく取り入れない(天野智子)

NO.8 次男の洋服は全部おさがり

兄弟がいる親戚や友だちが、段ボール4箱送ってくれた。フォーマルからカジュアルまで、衣装持ちです(竹村こずえ)

NO.9 地域でシェアしてSDGs

きっと消費してくれそうとご近所からさまざまな食材が届く。残さず使い切る!捨てません、大家族ですから。大歓迎!(野中文恵)

NO.10 油汚れを布で拭き取る

洗うのも楽になるし、排水も汚さない。子どもたちも協力してくれる。ただ、布を適当な大きさに裁つのが面倒(岩根直子)

NO.11 ありがとうと言いながら食べる

私の時代は、賞味期限の新しいものを買う賢い消費者にと習ったが、今は手前にある古いものから買っている(中村泰子)

NO.12 子ども向けSDGs 本で自然に学ぶ

「女の子っぽい」とされたものが好きな長男が悩まないように、そして次男(3 歳)にも関心を持ってもらうため(宮田尚里)

NO.13 一日一笑

一日一回は面白いことをして笑わせています。娘の笑顔で家族も笑顔、笑顔の連鎖が生まれることが幸せにつながると願っています!(中野美鈴)

NO.14 生ごみはコンポストへ

庭で生ごみを堆肥化。可燃ごみが減ったことがうれしく、次に野菜くずを減らすため、皮ごと食べる調理法などを研究中(木綿萌)

NO.15 住み続けられるまちづくりのために貢献する

お母さん建築士ならではの視点を生かし、中古住宅という住まいの選択肢を広める(髙田沙織)

NO.16 ベジブロス

玉ねぎの皮など野菜くずを煮出すベジブロスは自然のだし、少しの味付けで美味しいスープ。生ごみを減らし、体も心も元気に(青島綾乃)

NO.17 ヘアドネーション

長女は8歳で2回目の寄付。私と次女は寄付できるまであと数センチ。捨てればごみ、伸ばして寄付すれば誰かの助けに(田村由佳利)

NO.18 調味料づくり

味噌、梅シロップ、塩麹にも挑戦。経済的、無添加で安心、ごみを最小限に、子どもの食育になる。今のところ良いことばかり(藤川綾子)

NO.19 自分をほめる

自分の心の栄養を絶やさずに、その栄養で子どもやほかの人を癒やすこと。やさしさの循環でやさしい世界を創造すること(吉村優)

NO.20 おつとめ品を愛用

スーパーではなるべくおつとめ品を買って、その日のうちに料理するようにしています。すぐに食べれば経済的にもいい(間橋友子)

NO.21 エアコンは常に27度

寒がりな私、息子たちに合わせるが、すぐ足が寒くなるので、平熱の高い次男にくっついて暖をとる…これもSDGs ?(智原美沙)

NO.22 娘と服の貸し借り

私が服を買うと「待ってました!」とばかりに娘の目がキラリ。娘の要らなくなったジャージやTシャツは私のパジャマに(宇賀佐智子)

NO.23 子どものタオルを再利用

汚れが目立つと台拭き、レンジ周りの掃除に使いごみ箱へ。油汚れを水道水で流さずに済み、手にも環境にもやさしい(福田有子)

NO.24 家族の食べ残しを私が全部食べる

食べ残さない量でつくりたいけど、足りないと困るから、どうしても少し多めにつくっちゃう。なかなか苦しい(林綾子)

NO.25 地域の下水道化

秋には汚水を川に流さず環境にやさしいエリアに。牛乳パックと豆乳のパックのすすぎ水は栄養になるから植木鉢の植物へ(安藤ますみ)

NO.26 不登校を増やす

不登校を堂々と発信することで、公教育への問題提起。辛い思いの子も誰もが楽しく有意義に学べる世の中になりますように(安達真依)

NO.27 はーとの種を広める

風船かずらや朝顔の緑カーテンで夏の陽射しを遮り、冷房使用頻度を減らす。緑が増えると虫も集まり、生態系を整える(中村浩子)

NO.28 偏見は持たないように

女だから男だからという言葉は使わない。いろんな国や人がいること、人には個性があっていいことを伝えたい(菅野朋子)

NO.29 ファッションシェア

親父・長男・次男間で服や靴をシェアする。長男が横に大型化し環境悪化。環境大臣(長男の彼女)から厳しい指示が飛ぶ(木村康広)

NO.30 お母さん業界新聞を配る

お母さんが手配り、地域や社会とつながる。子どもたちの未来も名前を呼んで挨拶を交わせるあたたかい「まち」で(植地宏美)