子育てって楽しい♪【5】ラジオ体操からの冒険

今年の夏休みは、ちょっと違う。
私が子どものころからずっと変わらない風景で、これからもそうだと思っていたが、私の暮らす地域では、ラジオ体操が中止となった。
ここ最近、近隣からのクレームもあるし、準備をする保護者が大変とのことで縮小傾向ではあったが、全くなくなると、寂しい気持ちになる。

長男が小学校に入学してはじめての夏休み。
次男がまだ小さく、一緒に連れての参加はとてもしんどくて、当時5年生の長女と二人でラジオ体操に向かわせた。
家事を済ませ、そろそろ帰ってくるころかな?と朝食を準備して待っていた、が、一向に帰ってこない。
探しに行くにも入れ違ったら困るし、長女が一緒だしという気持ちもあり、待っている間に30分が過ぎた。
さすがにおかしいと玄関を開けると、二人の足音が聞こえた。
安堵したのと同時にこんなに遅くまでと、ふつふつ怒りがわいてきて、問いただそうとしたその時、長男が満面の笑みで小さな花を差し出した。
開放感を味わえたのかな。
お姉ちゃんもいろいろ教えたかったのかも。
二人の秘密で私をおどろかせようとワクワクしたのかも。
子どもはいつだって私の想像を超えて彼らの世界を生きている。
今年は短い夏休み。宿題をやっている暇はないと思う。

タウンニュース神奈川区版 2020年7月23日号掲載記事

ABOUTこの記事をかいた人

植地宏美

お母さん業界新聞横浜版編集長(2019.10〜)。 型にはまらない長女、調和を大切にする長男、何事も遊びにする次男、3人の子を持つシングルマザーです。一番自由脳なのは、私です…。 楽しいこと、好きなこと、なんでもやってみないと! 子どもたちにもそうあって欲しいと願う、毎日。