お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

檸檬散歩

編集長のYOKOHAMAさんぽ
【はるか遠く瀬戸内海を想う】

香川県で小さな農家をしている弟夫妻から、段ボールいっぱいの檸檬が届いた。
無農薬だから形も大きさもバラバラだけど、香りは最高だ。

わが家ではとても使いきれないと、友だちにヘルプメールをしたら、「散歩がてらに取りに行くね」と家に来てくれた。
檸檬の入った袋を渡し久しぶりに彼女の顔を見たら妙に話したくなって、彼女の散歩に、着の身着のままついて行くことにした。

長女が保育園に入園した頃からのおつきあい。時々ランチをしたり、飲みに行ったりの間柄。
子どもの成長に悩んだとき、いつも近くにいてくれた存在。
子どもたちも大きくなっていつの間にか後を追いかけてくる子がいなくなった。

小一時間、山下公園~港の見える丘公園の道を歩いた。春の花壇にはパンジーが咲いていた。

近くに、赤ちゃんを抱っこしたまま3歳くらいのお兄ちゃんの写真を撮るのに夢中になっているお母さんがいて、
「赤ちゃんの頭が地面につきそうだ~」とそんな時代を思い出し、涙ぐむ彼女。
ああ。私たちは今、子育てのどの時代にいるのだろう。

日常のなんでもない話をしながら、私の心ははるか遠い瀬戸内の風景を想っていた。

 

(横浜版 2020.5月号)

お母さん業界新聞横浜版 5月号コンテンツ

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植地宏美
お母さん大学横浜支局。 お母さん業界新聞横浜版編集長(2019.10〜2021.12)。 長女20歳、長男16歳、次男13歳。 お母さん大学をものすごく、楽しんでいます。 結果、 お母さんをものすごく、楽しんでいます。