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子育てって楽しい♪【6】子育てと絵本

私は3人の子どもを保育園に預けていた。
今はずいぶんと考え方にも多様性が出てきたけれど、
当時は「子どもたちずっと保育園かわいそうだね」と言われることが多かった。
バタバタ忙しく送る日々、せめて眠る前やお休みの日にはゆっくり過ごせるように絵本を読んだ。
読み聞かせをしたり、描いてある絵を眺めたり。

ある日、「ぐりとぐら」の絵本を開くと「あ!これ保育園で読んだよ!」と突然「ぐりとぐらの歌」を歌い出した。
この絵本は昔から知っていたけれど、お話にそんなにかわいいメロディーがついていることは初耳で、とてもうれしくなった。
絵本を通して、私の知らない子どもたちの日常を知った瞬間だった。

お母さん業界新聞11月号は絵本特集だ。50冊もの絵本が親子をつなぎ、地域へとつながっていく「えほん箱プロジェクト」も始まる。
まずは気軽に図書館もいい。
神奈川図書館では絵本のコーナーが広く取ってあり、お母さんは声を出して子どもに読み聞かせをしていいそうだ。
背表紙だけでは選べないだろうと、職員さんが季節に合わせた絵本などを数点本棚の上に展示している。

子育ての期間は短い。親子で良い絵本に出会い、子どもの豊かな心を育てたい。

タウンニュース神奈川区版 2020年11月12日号掲載記事

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植地宏美
お母さん大学横浜支局。 お母さん業界新聞横浜版編集長(2019.10〜2021.12)。 長女21歳、長男17歳、次男15歳。 お母さん大学をものすごく、楽しんでいます。 結果、 お母さんをものすごく、楽しんでいます。