お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

今日、偉大なる一歩を踏み出した

うちの小一男子、3学期に入っても毎日「学校行きたくない」と言っています。
学校で、いじめてくる子がいる、後ろから背中を叩いてくる子がいる、掃除をしないで遊んでいる子がいる、「バカ」とか「死ね」とか言う子がいる、先生に言うと「無視しなさい」と言われるけど、無視してもやめてくれない、等々、毎日夜寝る前も寝起きもイヤイヤしています。

それがある日「いじめてくる子と友情を結んだ!」とのことで、話を聞いてみると、いつもいじめてくる(というかちょっかいを出してくる)子に、マイクラをしているか聞いてみたら、その子もマイクラ好きだということがわかり、それからマイクラごっこをして遊んだのだと。

それはすごいねぇ、よくその子にマイクラの話をしてみようと思ったねぇと言うと、
「今日、偉大なる一歩を踏み出した」と、鼻の下のエアー髭をなでる仕草付きでドヤ顔。

そして本人曰く、実は偉大なる一歩はこれまでもたくさんあったのだと。
生まれてきた一歩、保育園に行った一歩、虫を捕まえた一歩、習字を始めた一歩、公文に行った一歩、お母さんのほっぺを食べた一歩、スイミーの劇をした一歩、等等

その後、夕方のお買い物の途中でケーキ屋さんの前を通り、偉大なる一歩を祝おう!という口実でケーキを買うことになってしまい、誰の誕生日でも何のイベントでもない日にケーキ!?という展開に。
兄や姉にも「それはすごいねぇ」と言われ、またドヤ顔でケーキを食べ、翌朝、寝起きはいつも通りテンション低めでしたが、「今日もがんばりますか。今日も偉大なる一歩だ。」と、学校に向かいました。

偉大なる一歩を踏み出す、その気持ちを、私も見習おうと思います。

ま、やつは5分もしないうちに怪獣?ラスボス?に戻り、さっきの偉大さは何だったのだ?と思うのですが。

11件のコメント

山中さん…最高です!!!
記事にしてくれてありがとうございます!
もう、まさに。今日長男が学校に行かず、行き渋りしていて。
うちの小2男子は勝手に週休3日制度導入し始めているんです。笑
そうか…偉大なる一歩を踏み出すために備えているのかもしれない。と思えました!!

偉大なる記念日ケーキも最高だし、上のお子さんたちの肯定感たるや!
昨日MJサミットでオンラインで参加されているのを現地で見ていたんですが、山中さんのワードチョイスが好きです!
偉大なるシリーズぜひまた教えてください!
山中さんのワードチョイスで偉大なるシリーズが知れたら、その分、寛大になれそう!!!

勝手に週休3日制を導入って…聞いてる分には笑えますが、当人の親的には困りますね。
私が子どもの頃は学校は行くものだったのに、自分の子どもたちは、行かない、オンライン授業にする、転校する、行っても保健室でいい?と、よくそんなに選択肢が出てくるものだと思います。

週休3日制度も新しいですね。自分で(勝手に)編み出しちゃうのはすごいです。本当に自分だけで自分を守らねばならないときに自分で対処する力を身につけつつあるのかも?
何らかの偉大な一歩につながる過程なのかも?

コメントありがとうございました。オンラインでもリアルでも、またおしゃべりさせてください♪

山中さん
偉大なる一歩を踏み出した!!エアー髭つき♡
小1のお子さんの語彙力とは思えない素晴らしい表現力!!
そしてそこを見逃さず記事にして、ケーキも買ってお祝して山中さん本当に凄い!!
本人曰くの、これまでの偉大なる一歩の1つ1つも素敵。

我が家の小2も毎朝行きたくないとぐずくずしてまーす。笑

生まれてきた一歩と言われて、そうか、もうそこから偉大なる一歩だったのだよね、来てくれてありがとうと思いました。他にもまだまだ色んな一歩があったことを教えてくれました。
縄司さん、子どもの行きたくないモード、毎朝同じ光景の繰り返しに見えてしまうけど、それでも行ったのは今日も偉大なんだ、それを送り出した私は今日も偉大なんだ、と毎日偉大なる一歩をお祝いしちゃいましょうか(笑)

後日談です。
同じ週の金曜夕方、学童にお迎えに行くと、なんとも元気のない様子で、帰り道、「偉大なる一歩は崩れ去った」と。やっぱマイクラごっこはしないと言われたのだそうです。
二人で、しょぼーんと帰りました。

「人生そういうこともあるよ。とても長い時間をかけて分かることもあると槙原敬之も歌ってるし。」と私。どの部分も小1には全く通じず;
「友情には時間がかかるんだよ。私は3年生になって親友ができたよ。」と姉(小5)。
「オレ小1の時追い回されて苦手だった子と中学で一緒に部活してた。仲良くなったよ。後から思えば単に一緒に遊びたかったんだろうね。」と兄(高1)。

とにもかくにも金曜夜だ!我等は今週頑張ったのだ!ということで、フライデー・ナイト(これも死語?)、夕ごはんは大皿ごはんですませ、YouTubeやゲームや本やおしゃべり等、思い思いにだらだら夜更かししました。

後日談への山中さんと、兄弟たちのフォローあたたかい!!
(小1にまっきーの歌詞の深さを伝えるあたり…笑)
小学校時代って、人生が思い通りにいかないことを知りますよね。
こうして受け止めてくれる家族がいるから、また偉大なる一歩を踏み出せるんだろうな~

実際は、一歩踏み出して一歩下がるの繰り返しのようです。
子どもの4倍以上生きているのに、気の利いた一言も出てこなくて、
ちょっと下がり気味の手をつないで、チョコレートをつまみながら、
一緒にしゅーんと帰宅しています。

すごい、母力あふれる記事です。

山中さん、母フラたちとコラボして、母力が全開したかも。

偉大なる息子クンの一歩は、偉大なる母のペンで、偉大なる記事になりました。

山中家の家宝になるはず!

バリバリなんて、ほんと一部の時間です w
帰宅して玄関でそのまま倒れ込んでしばらく動けなかったこともあって、
友人に「玄関はナイ、床堅いじゃない。ソファまで行ってから倒れようよ。」と言われたり。
うちの子どもたちにとって私は、22時半を過ぎると顔に「営業終了」の文字が出る母だそうですよ♪

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