お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

13年と9年

鎌倉での挙式から13年が経ち、

娘と夫との3人でお祝いをした。

 

ひとりっ子の娘って、

家族行事を割と、大人目線で過ごさせてしまっていて。

鎌倉の大人な雰囲気のお店に駄菓子はないし、

両親が選ぶ行き先に、素直についてくるのはいつまでかな…そんな風に思うことも多い。

 

この日も、夫が予約してくれたお店でランチをしようと出かけた。

娘は、車の中でずっと何やらゴソゴソ。

ゴソゴソしてるのはいつもの事なので、何か用意してるのかな?の予感はすぐに消え、

鎌倉の海をながめながらのドライブが続いた。

 

突然、

「お父さん、お母さん。結婚記念日おめでとー。」と渡されたのは

色違いのハート(モール製)と、おもちゃの箱。

 

なんだか照れてしまう私と、

感心する夫と、

満面の笑顔で満足していて、湘南の海に目もくれない娘。

 

 

震災後に倒れた鶴岡八幡宮のイチョウはこんなに大きくなって、青々と葉を茂らせるようになった。

狛犬と写真を撮るのが趣味な8歳

 

そこで渡されたのがこれ。

2人分の結婚記念日ゆびわ。モール製。

暑いからちょっとかゆくて笑ってしまいそうで、でもグッとこらえていると

次に娘がこんな絵馬を書いてくれた。

 

 

ダメだ、笑ってはいけない。

この日をこんなに真剣に祝ってくれる人の前では。(笑)

 

 

今日のランチはフレンチレストラン。

娘「何料理?」私「フランス料理」

それ以上のことが語れないので、とにかく綺麗で美味しい料理と説明した。

 

そこで更に、カードのプレゼント。

なんなら飼い犬のおさむの代筆までしていた。

 

すごいなぁ、コーディネーターかな?

私はこういう場面で本当に気が利かないので

ただ驚くばかりだった。

 

夫と1度、2人で訪れた静かなレストラン。

どれも芸術品のようなお料理だった。

 

うまうま。

「ねぇ、なんで結婚したの?」

そんな、ド直球な質問もしてしまう。

その前から、

食べているのに、囲み取材並に話しかけられて

ここで口ごもってしまう両親。

 

最後のデザートは、甘いものを先に食べてしまい、新鮮なフルーツが酸っぱーい!でした。

結婚生活とは、そんな感じ。

 

子育ても結婚生活も、

してあげる事と、してもらえる事のくり返し。

夫婦の記念日は、子どもにしてもらうばかりの日だった。

ひとりっ子の鎌倉も、本人次第なのだ。

また行こうね。駄菓子でも食べながら。