今回学びをくれたのは、息子のお友達、同じ英語教室に通うKちゃん4歳。
英語教室は、ショッピングセンターの中にあります。
レッスンが終わった後、同じショッピングセンター内のお菓子屋さんでおやつを買うのが毎週のお約束になっていて、2人ともそれをとても楽しみにしています。
勝手知ったる場所なので、教室から出るやいなや、2人はさっさとお菓子屋さん方面へ走って行ってしまい、母2人は必死で追いかける……なんてこともしばしばあります。
今日も、Kちゃんママが先生と話している隙に、4歳児2人はさっさと歩き出し……よそ見しながら歩いていたKちゃんは、通路のかどっこで頭をごちん!とぶつけました。
Kちゃんは一瞬、あっ!泣くかも!という顔になりましたが、わたしが『大丈夫?痛かったよね。』と声をかけると黙ってうなずいただけで、また歩き出しました。
その後、追いついてきたKちゃんママにわたしが状況を説明している時、ふとKちゃんと目が合いました。
ママにぴったりくっついていたKちゃんの大きなおめめに、もりもり涙が込み上げてきて、口もへの字口に。
ああ、そうなんだ。
お母さんの側だから泣けるんだ。
やっぱり痛かったし、泣きたかったよね。
でもおばちゃんしかいなかったから我慢してたんだ。
お母さんだから、安心して甘えられるんだ。
お母さんだから、遠慮せずに全部の感情をぶちまけられるんだ。
人一倍泣き虫なうちの子も、幼稚園では何回かに1回はこうやって涙を飲み込んで、ひとりで頑張っているのかもしれない。
そう思うと、わが息子の地獄のような癇癪も、ありがたいことのような気がしてきました。笑
Kちゃん先生、ありがとうございました。
写真はいいのがなかったので、息子とKちゃんの夏休みの思い出。