お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

朝の道、見守る背中

学区外の支援学級に通う息子。入学から1年4ヶ月もの間、毎朝車で送っていました。
でも、高学年や中学生になってもずっと送るわけにはいきません。いつかは一人で登校できないと困ります。
そう思い、先生と相談して、この2学期からバス通学の練習を始めることにしました。

まずは私と一緒にバスに乗って学校近くまで行く。
それができたら、降りるところまで付き添う。
次は、自宅最寄りのバス停で見送る。

先生と一緒に、そんなスモールステップで慣らしていく作戦を立てました。

正直、車で送る方がラクです。残暑の中を歩くのはツラいし、車ならすっぴんでも気になりません(笑)
でも、これが終われば朝は玄関先で「行ってらっしゃい」と送り出すだけになります。今だけの辛抱だと思って頑張っています。

バス停へ向かう道、少し先を得意げに歩く息子の後ろ姿を見て、「これを見られるのは今だけかも」と胸がきゅっとしました。
自立のために始めたことだけれど、親の手を離れていく姿にちょっと寂しさも感じます。

息子の成長と一緒に、親である私自身も「自立」していく。
登校支援を通して、そんな当たり前のことを改めて実感しました。

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ABOUT US
小山 和泉おうち時間トータルコーディネーター
東京都八王子市出身・在住。 小学生男子(支援級2年生)のママです。
出産直後に重度の産後うつ×息子の発達障害で、ママであることを楽しめなかった私ですが、心と環境を整えて少しずつ「ママって悪くないじゃん!」と思えるようになってきました。
【整理収納アドバイザー/愛されキャリアグラム®︎診断士】