お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

次男の運動会

幼稚園最後の運動会、次男がニヤリと観客席に目をむけてからダルそうに入場してきた。直前までやる気満々で、前日から何度も家族それぞれに自分の勇姿を撮影するよう、しつこく念入りに指示した割にやる気なく見える姿。母としては「なんで?」とちょっと不満だったけれど、思い直した。

慣れない場所、大人数、知らない父兄たち、漂う緊張と興奮。例年は不安が強くなり、入場や準備体操は固まっていた。その彼が、5年目にして初めて、パッと見は普通に参加している。

きっと、あのニヤニヤは、ダルそうな動きは不安の裏返し。固まったり、失敗したときのための、自分の心とプライドを守るための保険なんだろう。
そう思えたら、6歳の気だるさが可愛くて愛しくて、運動会の開始から胸がいっぱいになった。

次男、よく頑張ったね。かけっこも、跳び箱も、ダンスも、かっこよかったよ!

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福島早紀
不登校の小3の長男と年中の次男、発達凸凹の2人の息子の母です。お母さん大学と並行して、久留米市にて「ゆるっぽ」という、自分の責任で自由に遊ぶ、子どもたちのやりたい!を大事に遊べる居場所作りもしています。 内容によっては英語の方が文章を書きやすい時があり、たまに英語のまま投稿しています。