5歳になった息子から
「ママ死んでほしい」とニヤニヤしながら言われた。
口調からして軽くふざけて言ったというのはわかったが、なんと反応するのが正解かなぁと脳みそをフル回転させて無反応になってしまった。
すぐに「嘘だよ〜」と言ってきたが、言葉の重みを知ってもらうために私は許さないことにした。
息子のお風呂上がり、パパから呼ばれたが、タオルだけ渡して、「あとは自分でして。ママは死んだから。」と言って部屋に戻った。
その後も話しかけられるたびに無視を決め込み、スキンシップを取られたら「ママは死んでるからあっちに行って」と冷たくあしらった。
寝室にいる私に「ごめんね。もう言わないから。」と謝りに来たけど、「謝ったら許されると思わないで。今日はママが死んだときの練習のために一人で寝て。」と言った。
何も言わずリビングに戻り、いつもどおり楽しそうな声をあげながら遊び始める息子。
反省してるようには見えんな〜。と思い、
「早く寝なよ。」と促すがなかなか寝ない。
普段は「読んで」と持ってくる絵本を一人で4冊読んだ。字も読めないのに。
さすがに22時になったので、「寝なさい!」と強く言うと、「一人では寝れない」と言うので、「寝れないから何⁉︎」と、また大人げない対応をする。
「一緒に寝よう」と言われるので渋々一緒に寝室に行く。(一部始終見てるくせになんでパパが行ってくれないんだ!という怒りも追加される。一緒に寝てあげないの?と伝えたのに。)
「大好きだよ」という息子の言葉にいつもは
「ママも大好きだよ」と答えるのに、今日は「うん」とだけ言った。
本当は相当眠かったようで、1分足らずで寝息が聞こえてきた。
結局正解はわからない。
自分自身子どものとき相当叱られてきて、何回も家も追い出されたけど、「母さん怒ってたなー」って記憶しか残っていなくて何がダメだったとかどうしたら良かったとかそんなことは1ミリも覚えていない。当時もいかに怒られずに、親の機嫌を損なわずに済むかだけを考えていたので、反省もしていた記憶はないし、わりと無感情で泣いて謝るとかもしなかった。
息子と私はタイプが似てると感じるので、尚更どうしたら本当にダメなことが伝わるのか、わからなくて難しい。でも親だから伝えないわけにはいけない。






























「フル回転させて無反応」その様子、私もあることなので、場面が伝わってきました。
「バカ」「死ね」と簡単に言ってしまう子どもたち。「言われた方の気持ちを考えて言葉を発してる?」と感じるやりとりも小学生になってから特に、良く耳にするようになった気がします。
だからこそ子どもから突然発言がされた時の、親としての自分の対応力が問われるわけで。ほんと正解がわからない。そういう時に限って当事者は子どもと母親でなぜか父親は第三者になっている時とか怒りが増します(苦笑)
そんなモヤモヤな状況を言語化してくださった記事、読めてよかったです。
「いつか我が家もその言葉が出てくるんだろうな」と考えながら、きっと、私も髙田さんと同じことをするなと思います。
現に我が家は「ごめんなさい」で悩んでおります。息子が言葉を覚え出して、ずっと悩んでいる言葉です。ただ、「ごめんなさい」といえば許されると思っては欲しくてなくて、でも、ごめんという場面はもうやってきていて、とりあえず言わせることから始める?いやいや、間違って覚えるのもな、、と考えながら、1年が経とうとしています。答えは見つかりません。
なので、私に叩いてきたり、ものを投げたりした時は、「いたっ」と言って、怒った表情で言葉が出てくるまで無視します。子が困ってくるようなら怒っている理由、よくないことをしたと説明して、仲直りしたいのか聞き、そういう時はどうするのか、と話すようにしています。
息子に響いているのか、よくわかりませんが、最近の我が家の課題です。