お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

言えなかったこと

小4の時
そろばん教室をサボって友だちと遊んでいた私。
何日くらいサボったのか期間は覚えてないけど、
そろばん教室の先生から家に電話が入り発覚。
メチャメチャ怒られて母にお尻をぶたれた。

サボった理由はちゃんとあったけど、
その時はただ「友だちと遊んでた」としか言えなかった。

大人になってからの昔話で母や姉から
「サボり事件」としてイジられて(笑)
そこで初めて「だって痴漢がいて嫌だったんだもん」と話した。

そろばん教室に行く途中にはじめて痴漢にあった。
たぶん5秒くらいの出来ごとで、私はただびっくりした。
多少ショックだったと思うけど、それほどダメージを受けたわけじゃなかった。
でも、それ以来私はそろばん教室をサボり友だちと遊んで時間を潰すことになる。

また同じことになるのは嫌だったし、もうあの人に見つかりたくなかったから。

今、母になり子どもの身に不幸が降りかかるのは何としても避けたいと思う。

女の子でも男の子でも、0歳の赤ちゃんにさえ、
特殊な眼差しを向ける人がいる。

それはもしかしたら身近にあることかもしれないし、
少し年上の子から秘密だよ、ってこともあるかも。

私は言えなかったけど。
もしあなたの子どもからそんな報告があった時は、
(たとえ子どもの気のせいでは?と思うことでも)
その時は「話してくれてありがとう」
「あなたは悪くない」と
ちゃんと伝えてあげて欲しい。

子どもや、その状況になった経緯は絶対に責めたり否定したりしないで。
「嫌だったね」「もしまたあったら教えてね」と。

また同じことになりそうなら対策を教えたり、繰り返さないよう先回りも必要になるが。

それよりもまず、小さい頃からおうちで
プライベートゾーンについて当たり前のように教えてあげて欲しいと思う。

6件のコメント

大事な記事です。
これは子ども時代に大人には言えない経験をたくさんの子どもが恐らく経験しているのではないかという話。
私も子ども時代にこの手の経験をしましたよ。
私にとっては大きな傷にはならなかった気もしますが、今は報道されるからこそ昔からずっとあったことという思いを
これからどのように子どもたちに大人が伝えていけばいいかという課題だと思います。
決してなくならない問題だという現実だからこそ、まずは親が子どもを守る自覚からだと思います。
<その時は「話してくれてありがとう」
「あなたは悪くない」と
ちゃんと伝えてあげて欲しい。
私もそこが大事なことだと思います。

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