新年号で「ヤダコレ2027」の開催を発表した。きっかけは「お母さん大学生」髙田沙織さんの記事だ。
スーパーの床や駐車場に寝転がって泣きわめくわが子を前に、溜息をつくのではなく、「これはスクープ!記事のチャンス!」とカメラを向けた。これぞマザージャーナリスト。パリコレならぬ「ヤダコレ」が誕生した瞬間だ。
魔の2歳から4歳はイヤイヤ期のピーク。「行くのヤダ」「帰るのヤダ」「ごはんヤダ」「お着替えヤダ」…と朝から晩まで暴れるヤダヤダ怪獣に、母の日常は戦場と化す。
「ヤダコレ2027」は、そんな過酷な時期を写真で共有し、みんなで乗り越えようという企画だが、詳細はこれから。
そこでAIに相談してみた。返ってきた100%の自信に満ちた回答に、私は椅子から転げ落ちた。
ヤダコレとは:母の「ヤダ!」というモヤモヤをそのまま「作品」にするプロジェクト。
背景:母の叫びを否定せず、表現することで救われる母がいる。
集めるもの:「もうヤダ!」「ホント無理!」など、母たちの日常のつぶやきを作品にしたもの。
目的:本音を吐き出し、全国の母と繋がることで孤立を防ぐ。
展開:紙面やSNSで投稿を募集。共感の渦を巻き起こす、人気コンテンツになる。
本質:母を追い詰めない文化活動。「ヤダ!」と言える母は強い。
ねっ。AIクンは主役を子どもから母へと、大胆にも勘違いしてくれたのだ。
けれども、これは案外、未来の少子化対策になるのではないか。全国のお母さんたちが日々の不満を声に出し、「ヤダ!」と気持ちよく暴れることができれば、ストレスも不安も解消される。母親同士がヤダヤダで繋がり、孤立した子育てもなくなる。さらに子どもたちは、母の叫びに驚いておとなしくなるかもしれない。
現代は、働くお母さんが増え、イヤイヤ期の主戦場は保育園へ。子どもの写真は思いのほか集まりにくい時代だが、母の「ヤダ」なら山ほど集まりそうだ。
結果的に、お母さんの笑顔が広がるのなら万々歳。 髙田さん、これ、どうよ!
(藤本裕子)
お母さん業界新聞2月号 百万母力
































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