お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

スゴイぞ「はちきんパワー」。未来のない旅に出て、未来が見えてきた私たち

9月号をもって、活動にピリオドを打った「お母さん業界新聞高知版」。
最後の日を、仲間と過ごしたいと、金子、青柳、私で高知に向かった。

1泊2日の旅だったが、
高木さんがこの4年半の間に、
高知中に蒔いてくれたお母さん業界新聞の種が、
確実に、小さな芽を出していることを肌で感じた。

高木さんが、突然に新聞をつくる!と宣言した5年前から、
ずっと高木編集長をサポートしてくれた仲間たち。

藤田さん(写真担当)、岩上千夏さん(デザイン担当)上
高木さん(編集長)、町田由岐子さん(文章担当)。下

高木さんのむちゃぶりに幾度となく振り回された面々だが、
さすがはちきん! 高知のお母さんたちは、我慢強かった。
最後の最後まで、美しくお付き合いしてくれた。

「被害者の会の皆さん、ありがとうございました」と言うと、
「被害どころか、高木さんを訴える寸前だった!」と大笑い。

私の想像以上の被害に合っていることを感じたが、
最後は笑顔で吹き飛ばしてくれたみんな!

高知のお母さんたちはスゴイ! 素晴らしいチーム。

そして、新聞の終わりに企画した、藤田享美の写真展。

4年半で、500人以上の「高知のお母さんたちの笑顔」を撮り続けた藤田享実さん。
それも、とても大きな高知の財産。
お疲れ様でした。
そして、たくさんのお母さんの笑顔を見守ってくださって、ありがとうございました。

会場には、創刊号から54号までのお母さん業界新聞高知版が、
お母さんの笑顔の写真と共に飾られていた。

翌日は、佐岡コミュニティセンターで、
読者や関わってくれた地元の皆さんと「未来のない未来会議」を開催。

一人ひとりが「お母さん業界新聞」との出会いを語ってくれ、
うかつにも、涙してしまった私。

池澤美樹さんは、
「ペンを持って健康になりました。ありがとう」と言って
高木さんと青柳と私に、金メダル(お菓子)をプレゼントしてくれ、うれしかった。

お母さん業界新聞の読者だった高木さんが、
私を高知に招いてくれて講演会をしたのが、すべてのはじまりだった。
あれから4年半。本当にあっという間でした。

高木さんと一緒に、毎号、新聞配達をしてくれていた
尾野ファミリー(哲子さん、しんやくん、ななちゃん)も、
「大変だったけど、新聞を通じて、たくさんの人と出会い、楽しかった」と言い、
若い2人は、それぞれの歩く未来への道を見つけてくれた。
尾野母、少し寂しそうだったけど、大丈夫。
尾野母には、高木さんや仲間、そして、私たちがいる。永遠に。

地元では、読売新聞と高知新聞が、お母さん業界新聞高知版の終わりを伝えてくれた。
創刊で記事に出ることはあっても、終刊で記事になることはないのに、ありがたい。

私たちの目的は、新聞をつくることではない。

新聞づくりを通じて、お母さんたちがつながり、
お母さんたちが笑顔になり、地域が元気になるということ。

新聞がなくなるのは、正直、寂しいことだが、
高木さんたちが蒔いたお母さんの心(新聞)の種が、
高知のあちこちで、
すでに小さな芽を出していることを今回の旅で感じた。

フルマラソンを完走したかのように、
清々しい表情を見せる、高木さん。

次のステージは、お山での暮らし。
もう、心は、そこにある。(薄情なところもある奴)

私も、高木さんの次のステージの「お山の暮らし」をのぞかせてもらった。

この場で、この縁側で、
高木さんは、これからもペンを持つと思うと、少し羨ましく思えた。

これからは、日々のお山の暮らしを中心に、お母さん大学サイトに綴ってくれるという。

高木さん、
自分の人生を、きちんと演出しているかのよう…。(計算できないはずなのに)

これが、高知の本物の「はちきん」なのかも。

※はちきんとは、元気で男勝りの女性。後ろを振りかえることなく、前進する人。

最後に、高木、青柳、金子、そして私と、湖畔の湯に入った。

4年半の汗と涙と感動を、きれいさっぱり風呂で流して、
私たちは、次の未来へと向かった。

ここまできたらこわいものなし。裸の写真公開しちゃいます!

※TOPの写真は、
高木さんへ、お疲れ様の気持ちを込めて退任祝いの贈り物。

5件のコメント

高木さんの新聞閉幕の終わりに後ろ向き露天風呂入浴シーンで涙ではなく爆笑です。
後姿でも誰だかわかるのが私も長いお付き合いをしてきたからこそ。
写真アップの勇気がお母さん大学そのものです。
高木さんと尾野さん親子と初めて横浜で会った時からその存在感が強烈でした。
旧サイト時代は尾野さん親子が高木さんをネタにしてくれていましたね。
新サイトになってからは完全に裏方の存在になられて、記事を書くのは高木さん。
高木さんの柔軟性(笑)にバタバタしながらそこには必ず笑いがありました。
そんな人となりを記事の中で感じさせてもらった出会いがあったことを嬉しく思います。
ありがとうございました。

みっこさん。

コメント、ありがとうございます。

お風呂のシーン、何か感じませんか?
ネタばれすると、これ、水風呂なんです。

3人とも、肩まで入っていないところで、わかるでしょ?

部屋の中に、温泉風呂があり、
外が水風呂だったの。

私は、露天風呂が好きなので、みんなに無理無理に
水風呂に入らせたというわけ。

青柳さんは、無理と言って、カメラ担当。

どことなく、ほっとした感じがない背中でしょ?

高知の最後は、本当に未来を感じました。

水風呂・・・
どおりで湯気が出ていないはずですね。
でもこれは何のためにあるんですか?
家に温泉風呂があるのは何とも羨ましいですが、そのあとこの場所に来て露天を味わえるのでしょうか?

みっこさん、これは、家のお風呂ではないんです。
山の家に行く途中にあるアンパンマンミュージアムの近くにある温泉カフェ&宿「湖畔遊」のお風呂です。
お近くにいらした時は入浴されてみてくださいね。
素敵なお風呂ですよ。

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ABOUT US
藤本 裕子
株式会社お母さん業界新聞社 代表 お母さん大学 学長 お母さん業界新聞 編集長 娘3人、孫4人 大好きなもの:TUBE・温泉・ビール