ウツ、ときどき晴れの私

取材もできない。
新聞も配れない。
打合せもできない。
孫とも会えない。

1か月の辛抱かと思ったら、2か月になり、この先も見えない。
正直、ウツな自分。

取材ができなくても、お母さんたちが発信してくれるので、
幸い、新聞はつくることはできる。
けれど、今の時期、何を書いたらいいのか、久しぶりに苦しんだ。

素敵なお店や場所があっても、ステイホームの今は記事にできない。
あっちもこっちも、つくっていた記事をボツにした。
エリア版編集長たちを翻弄することにもなった。

テレビもネットも、コロナ、コロナ、コロナ…。
お母さんたちももう、うんざりだろうけど、
コロナを無視することもできない。

久しぶりに、悩んで、苦しんで、試行錯誤の新聞づくり。
いや、新聞に限らず、ものづくりって、
そもそも苦労なしではありえないのだけど。
むしろ、今まで、ラクしてつくっていたかもと反省。

そんなある日、ウツっぽい私は
「新聞をバラでいっぱいにしたい!」とエリア版編集長たちに伝えた。

その日からみんなで、バラ情報探しに奔走。

バラ園、バラのお風呂…、
でも行けないよ。どうする?
あれこれ出しても、本部からボツボツ。

けれど、それをしながら、
いつのまにか、自身がバラに癒されていることに気づいた編集長たち。

さらに、スペシャルアイデアを出した、ちっご版チームの安達さん。
バラ情報がダメなら、これはどうだと、豚バラ鍋で見事なバラを表現!

感動した!
これこそ、マザージャーナリスト。

全国版のハハコミの「バラにまつわる言葉」のバラの写真は
お母さん大学生の最年長の手塚俊孝さんの作品。

以前、素敵なバラの写真を見せていただいたことを思い出し、送ってもらった。
ネットにバラの写真は山ほどあるけれど、仲間のバラを届けたかった。

ないなら、つくる
ダメなら、考える。
そして、とことん、こだわる。

コロナの今だからこそかも。

そして、お母さん業界新聞の表紙。

お母さん大学のロゴや校舎のマークをはじめ、紙面やサイトで
コラージュ作品で「お母さんの心」を表現してくれる
イラストレーター=カケラージュ作家の石坂香さんに、悩みを相談した。

今、がんばっている世界中のお母さんたちに、
バラを届けたいのだけど…。

出会って10年以上になる石坂さん。
自身も、お母さん大学生で、
多くを語らずして、いつも私の思いをカタチにしてくれる。

毎日、バラ、バラ…、バラ研究。
研究していくうちに、たくさんの出会いがあった。

青いバラの花言葉が、「不可能を可能にする」ということ。
青いバラを生み出した、小林森治さんのこと。
太陽をステージに地球と金星がダンスをすると、バラが生まれること。

 

 

 

 

 

 

 

出典:学芸員大阪市立科学館 (@gakugei_osm).

 

そして、届いた、石坂さんの地球と青いバラ…。

お母さんはスゴイ!

このバラたちが、お母さんなのだと思った。

晴れ、ときどきウツの私。
でも、この苦しさを味わうことも、今の私に必要なことかもと思えた。

毎日、子育てに奮闘しているお母さんたちに比べたら
私の苦しみなんて…。

カレンダーに毎日、✖ を付ける。いつまでと期限がないのに…。
今日一日がんばったシールではなく、✖ を付けながら、明日を夢見る。
明日は、明るい日になることを信じて。