お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

母との時間

GW、往路は21時間もかかる東京九州フェリーで帰ることに決めた。

交通手段としては長すぎるし、丸一日船上なんてあり得ないと思っていた。でも職場の同僚が、何もしない時間こそ贅沢な時間、いいなぁ、羨ましいと言った。目から鱗。本能のおもむくまま、お腹が空いたらご飯を食べ、眠くなったら寝て、そんな時間を過ごしたいと思ったら、もういてもたってもいられなくなり、そうだ、船で帰ろう!と決めた。子ども達はみんな予定あり、仕方ないからひとりで帰ることになったけど、意図せずして悠々自適なひとり旅となった。前夜は眠れなくて、お菓子をカバンに詰め込んだり、YouTubeを見て予習したり。遠足前のドキドキと同じような。

でも、今回の帰省の目的は、第一に両親に会うことだった。北九州で暮らす高齢になった両親に。

そして、第二に母の味を習うこと。

うちの子ども達が大好きな、母の作る魚の煮付けとつわの煮物と苺ジャム。(ジャムの決め手はバルサミコ酢だそう)

目分量だから、写真や動画を撮ったり、メモしたり。せわしなかったけど、この味を受け継ぎたかった。

お嫁に行く時、手書きの料理レシピがびっしりとファイリングされた一冊のファイルを持たせてくれた母。でも魚の煮付けは工程が簡単なだけに、火加減などが難しい。母の味付けは天下一品。細かいところを聞きたかった。今回は、その機会があった。

2人で台所に立つ、母との時間。

そして、第三は温泉にいく。

たまたま私がネットで見つけた実家からクルマで15分ほどの田んぼの中にある天然温泉。行ったことはないけど行ってみようと母。

膝が少し痛むという母の治療にも良さそう。

温泉は赤褐色。湯船に浸かっても、湯の中は何も見えないほど濃い。  

中には先客が2人。

若い女性も静かに浸かっていた。効能の中には、不妊症というのもあった。

もうひとりの年配の方と話をしたら週1で通っているといい、足の調子がよいとのことで、話によると、手術が必要なほど悪化していた膝だったが、温泉で良くなったという方もいるそう。

また杖をついてきていた人が何回か通っているうち、杖を忘れて帰るほどになったという。

母はいま定期的に通い、2時間ほど滞在して、膝がよくなってきていると喜んでいた。これからも思いっきり大好きなボーリングができますように、今は母を案ずる娘。

4件のコメント

母との時間、いい時間を過ごしましたね。

船のひとり旅も、憧れます。

すぐに行動にうつす田端さんも、憧れます。

今回の旅は、田端さんもだけど、お母さんにとって、忘れられない娘との時間だったことでしょう。

藤本さん

今回の旅は、親子で過ごせました。
父と2人の時、「まきちゃんが来るけっち、前日張り切って遅くまで料理しよったとよ」。と父が教えてくれました。
母は人を喜ばせたいと一生懸命な人です。
私は、母の美味しい手料理を食べて、幸せな時間を過ごしました。

今度は、私が母に料理をつくってあげたいなぁと思うのですが、私の得意料理ってなんだろうと?と考えあぐねているところです。

東京九州フェリー!
横須賀から出てるやーつ!
わーーー会いたかった!!!
どうでしたか?
私も近いうちに使おうかと思ってます!
(イヅが去年飛行機爆泣きで…)

母の味。
本当それです!
どうやって作ってるー?と聞くと、
おしょうゆ、たらっと。とか…
妹と、たらっとがわからん!!!笑
といつもツッコミ諦めてた…
けど、田端さんの記事みて母の味、研究してみることにします!

エプロンが色違いで可愛いー♡

岸さん

東京九州フェリー、23:45出港なんですよー!家を21時過ぎに出ましたよー。
早ければご連絡して会いたかったです!

色違いのエプロンでした!よく分かりましたね〜
実家に姉も来ていて、この時一緒にいましたが、料理あまり興味なくて、カメラマンやってもらいました。
専ら食べる専門なんです、姉。

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ABOUT US
田端真紀
社会人の長男を筆頭に大学生の二男と長女、看護学生の二女、高校生の三男の5人のワーキングマザーです。長男が自立して6人で横浜に住んでいます。北九州市出身。MJプロ。母フラ、母レレ、母ドラメンバー。みそまるマスター。