お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

母ドラ2期④ 内と外

母ドラ2期夜の部4回目を終えて…なんだかザクっと学びが多かったです。

まずは子どもたちの変化
「今日はお母さんパソコンの日だからね」と伝えると、
娘が弟に絵本を読み聞かせて、子どもたちだけで寝てくれました。
わが家は特に「勉強してるからね!」とは伝えていないし、
予習も子どもたちいない時間にササっと済ませているのですが、やはり何かを感じ取ってるのかなと思いました。

次に動画の内容
マズローの欲求5段階説を見ながら、自己実現欲求について学びました。

ひとりひとりに人生の課題がある
そこに自分が生まれてきた意味がある
あきらめずに自己実現を目指す
そんな自分を大切にする

最後の一文がとても響きました。

私が所属する森のようちえんでは、
子どもたちはもちろんのこと、組織自体もあるべき姿に向かって進化しているところと
考えていて、そんな私たちを大切にできていますか?と改めて意識しようと思いました。

そして書籍の内容
”組織の中に成果は存在しない。すべての成果は外にある。”

という箇所から、家庭を組織として考えた場合、
外とは何か?成果とは何か?という話になりました。
全員の意見を交換する時間は無かったのですが、私は家庭からすると外は「社会」だと感じました。

最後の振り返りでこの部分について白仁田社長からヒントを頂きました。

それは、組織の考え方をあまり家庭に持ち込まないということ。
ひとりひとりを受け入れられる母ちゃんであることが、家庭での自己実現に繋がるということ。

「家族も小さな組織だから!」とがんじがらめにならずに、
少し肩の荷をおろして考えようと思いました。

終了後、ある動画を見ました。
建築と教育に関するもので、その中で「軒(のき)」について話されていました。

その建築家さんが建てた園舎には大きな軒があり、
その下は、園舎内の子どもたちが自然を五感で感じる場所になっていました。

そのように内(家・自分)と外(自然・社会)がゆるやかに繋がる場所が
減ったことで、居場所をなくした子どもが増えていると話されていました。

これを聞いてお母さん大学は、
家庭と社会を繋ぐ軒のような場所だなと感じました。

雨をしのぐ間おしゃべりをして、英気を養って次の場所に向かう姿を想像すると、
”孤育てをなくしお母さんの笑顔をつなげる”
と妙にリンクしたのでした。

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追記

森のようちえんという組織を「内」と考えた時、
「外」は社会?
外にある成果とは、子どもたちが平和な社会の一員を担うこと?
とよく分からなくなっていました。

後日、幼稚園について話していると、子どもに対することより
保育士間のコミュニケーションや保護者への連絡で困っていると聞きました。
それこそ「内」の問題だなと感じました。
そうすると「外」は子どもたちが幸せに過ごしていること?

内と外は一層ではなく、バームクーヘンのようにいくつか重なっているのかなと感じました。

6件のコメント

いつも母ドラの記事に感心してしまいますー。
内と外の考え方は、どこが全体かをいろんな角度から考えてみるといいかも。ひとつに縛られず、多様な視点をぜひ持ってみてください。
お母さん大学での交流は、軒先でお茶する感覚かな(⁠^⁠^⁠)

こちらこそいつもありがとうございます!
的確にアドバイスしてもらえるので、そういうことか!と分かりやすくなります。

軒先でお茶、いいですね♪
今はたとえ雨宿りで軒を借りていても、ジロジロ見られたり、スマホをいじっておしゃべりが無かったり…
「誰でもいいよー」と貸してくれる軒があって、「いやぁお互いまいりましたね」なんて話ができたり、そんな場所があるとホッとするだろうなと思います。

木綿さんの母ドラの振り返りレポートが、毎回素晴らしい!!
ちゃんと復習して、自分に落とし込んでるよね!
私はまだまだそこまで行けてないな~
とりあえず、しがみついて今月も参加します!!

私もしっかり予習できている訳ではないので、せめて復習だけはと…。
なるべく自分のものにしたいとは思ってますが、前のレポート読んで「あ、そうだった」と思い出すこともたくさんです。知識を知恵にするのは大変ですね~。
また今月もよろしくお願いします!

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ABOUT US
木綿萌
大阪府在住。子育ての目標は「よく動く心と体を育てること」。食を中心に「知ること」が好きですが、行動はちょっぴり遅め。家族の健康は社会の健康。今日もせっせとご飯づくりです。台所は世界の入り口! MJプロ/子ども5才・3才