「夫婦」の宿題が出たところで、今日の主役は、わが家の主。
父ちゃん33歳です。
出会ってからずーっと太っていて、紋付を着た結婚式の時には、みんなから『大関昇進パーティー』なんてからかわれた父ちゃんは、この半年で15キロくらい痩せました。
ダイエットの理由は、春にうけた健康診断で、色々黄色信号が灯ったからでした。
やる!と決めたからには、本当にトコトンやるのが父ちゃんのすごいところです。
大声でやるやると言いながらちっともやらない母ちゃんとは大違いで、わたしがかなり尊敬している点でもあります。
父ちゃんのダイエット方法は、筋トレと糖質制限です。
毎日毎日、筋肉痛になるほどの筋トレをしています。
たまに、ウォーキングだかジョギングだかに出かけたりもしています。
夜は炭水化物を摂らない。野菜をお腹いっぱい食べて、次にスープを飲んで、最後にちょっとだけタンパク質を召し上がります。
そうしたら、あら不思議!
ベルトの上にどしーん!と鎮座されていたお腹様はみるみる小さくなり、おなかに隠れていた脚が出てきたので何だか脚も細く長くなり、顔もシュッとオトコマエになってきたではありませんか!
成果が出るならと、体重計と時計(連動して脈や睡眠の深さ?なんかを測れて、スマホで管理できる)を新調し、筋トレグッズもあれこれ買いました。
当の父ちゃんは、珍しい器具が新しいおもちゃに見える子どもたちに邪魔をされながらも、明らかに成果の出る筋トレが楽しくなってきたらしく、ついに減量用のプロテインまで飲むようになりました。
そしてしょっちゅう、
『ちょっとここの筋肉触ってみて!』
『お腹にパンチ入れていいで。』
と、わたしに筋肉アピール。
余裕のある時は、わたしも求めに応じて筋肉を触ってあげて、すごいね〜硬いね〜がんばってるね〜と言ってあげるのですが、忙しく立て込んでいる時はついおざなりな対応になってしまいます。
硬いやろ?と得意気な父ちゃんに、わざと(別に今じゃなくていいやんか、と思いつつ)『うん、硬いね。』と気のない返事をすると、『まだまだ人を感動させる筋肉にはほど遠いか……。』と寂しそう。
肩を触って『左右で筋肉の大きさが違うもんなんやね。』と思ったままの感想を口にすると、『ボディビルやとさ、左右対称とかが美しいんやろうけど……』と熱弁をふるう。
ちょっと待って!
やせるために、筋トレしてるんやんな?
人を感動させる?(笑)ボディビル??(笑笑)
あなたは一体、どこへ行こうとしているのか……。
わたしとしては、痩せようが、ムキムキになろうが、健康で長生きしてくれればどっちでもいいのですが……あまりにもおもしろい、うちの父ちゃんなのでした。
現時点でのbefore→after写真を作ってみました。↓

すでに別人ですが、父ちゃんはまだまだやせるつもりのようです。